雨の日が続く梅雨シーズン。
雨の日だと、部屋干しをするしか方法がありませんよね。
しかし、部屋干しをすると出て来る部屋に充満する生乾きの臭い。
気になってしまいますが、雨が降っていれば窓を開けることもできません。
お風呂場に乾燥機などがついていたり、ベランダに大きい屋根がついていれば何とか済みますが、全ての家にそういうものがついているとは限らないですよね。
実際、私の家にはお風呂場に乾燥機もないし、ベランダに屋根もありません。
今回はそんな梅雨の時期の洗濯物の乾かし方や、家電を使った乾かし方について紹介していきたいと思います!
NGな洗濯物の乾かし方
早く乾かしたい!部屋の邪魔にならない場所で乾かしたい!
…などなど、様々な事情により、色んな場所や工夫で洗濯物を乾かすご家庭は多いかと思われます。
しかし、その工夫が余計に乾きにくくしてしまう・生乾き臭が増してしまうなど、逆効果になっている可能性もあります。
この項目では、NGな洗濯物の乾かし方を紹介します。
窓際で乾かす
少しでも外の空気にあてたい!少しでも早く乾かしたい!…という考えから、多くのご家庭では窓際に干します。
しかし意外なことに、窓際に干すのは良くないのだそうです。
窓際は一番湿気が溜まりやすく、洗濯物が乾きにくい場所でもあります。
更に、洗濯物から蒸発した水分が窓に溜まってしまい、余計に乾きにくく生乾きの臭いを強くしてしまいます。
☆これで解決
なるべく窓から遠いところで干すようにしましょう!
洗濯物と洗濯物の間が狭い
部屋のスペースの都合上、洗濯物と洗濯物の間がぎゅうぎゅうになっていませんか?
くっつけて干してしまうと臭いにおいの原因にもなりますし、乾きにくくなります。
☆これで解決
洗濯物と洗濯物の間は、10cmほど間を開けて干しましょう!
他の方法としては、厚手のものと薄手のものをバラバラに干さないで交互に干すことです。
そうすることで洋服と洋服の間に隙間があきやすくなり、間隔をしっかりとあけることができます。
扇風機やエアコンを使うのはOK?
室内でそのまま何も使わず干すと、とても時間がかかってしまいますよね。
そこで、扇風機やエアコンを使う人は多いと思います。
☆エアコンや扇風機は湿気取りにも役立ちます!
扇風機
まずは扇風機を使用して洗濯物を乾かした場合。
扇風機を使った場合、乾くまでに約7時間ほどかかります。
電気代は7時間つけっぱなしにしても安いので心配はないと思いますが、何もしないよりかはマシといったレベルですね。
しかし、扇風機で乾かす場合は生乾きの臭いもついてしまう可能性があります。
エアコン
エアコンを使った場合は、なんと3時間かからずに乾かすことが出来ます!
普通に運転させても問題ありませんが、最近のものだと衣類乾燥モードがついているエアコンもあります。
つまり、「エアコンを使っての洗濯物の乾燥を勧めている」ということですね!
ただし、電気代は扇風機を使った場合の5倍の金額になってしまいます。
一番最適な乾かし方は…
一番早く乾かせる方法はズバリ、エアコンと扇風機のセットです!
この場合だと2時間で乾かすことができますし、電気代もエアコンだけで乾かす時より少し安くなります。
また、ご家庭に除湿機がある方は扇風機と一緒に使うと効率的です!
「扇風機」の項目で書いた「生乾き臭」を防止することが出来ますよ!
☆生乾き臭を取る具体的な方法や、おすすめの洗剤も紹介しています!
効率の良い乾かし方とは?
洗濯機が終わったらすぐ取り出すのではなく、さらに脱水機能を使いましょう!
極力水分は出してしまうことで乾きやすくなります。
特に雨の日は、少し長めの時間脱水に設定しましょう。
乾かす場所としては、窓際ではなくお風呂場が一番です。
お風呂場は水を使う場所ですので、そもそも湿気がとれやすい作りになっています。
換気扇を起動させてお風呂場に干しましょう!
お風呂場に干す場所がない場合は、もちろん部屋干しになります。
その場合はなるべく窓際から離し、部屋の中央に干してください。
「扇風機やエアコンを使うのはOK?」で紹介したように、扇風機とエアコンを一緒に使って干すと、時間をかけずに乾燥させることができます。
また、厚手のハンガーを使うことで効率よく乾かすことが出来ますよ!
洋服の内側をくっつかないようにすることができるので、乾きやすくなります。
この商品のように、早く乾くような作りになっているハンガーも販売されています!
まとめ
雨の日に洗濯物を干すことに抵抗がある人がほとんどだと思います。
特に梅雨の時期は雨の日が続きますし、そのせいで部屋干しをすることになり洋服のにおいが臭くなります。
そんな場合に効果的な乾かし方は以下の通りです!
- 窓際には干さない
- 10cmくらい間隔をあけて干す
- 扇風機やエアコンも一緒に使う
- 除湿機と扇風機を一緒に使う
- 厚手のハンガーを使う
- 脱水を長めにする
この5点を気を付けるだけでも、洗濯物の乾きは良くなります!
お風呂場に乾燥機が設置してあったり、ベランダに大きい屋根がついていたりすればすぐに解決してしまう話なのですが、全ての家がそういうデザインになってるわけではありませんよね。
どうしても部屋干しをしなければならない場合の参考にして頂けると幸いです!