桜が散ったあとの5月と共にやってくるのは梅雨です。
梅雨の季節になると、なぜか体調が悪くなると言った声がたくさん寄せられます。
あなたも心当たりはないでしょうか?
今回は梅雨の体調不良の原因やその対処法、効果的な体調管理方法を紹介していきたいと思います!
梅雨に起こる体調不良の症状の例
梅雨に入ると起こる体調不良の症状例に、
- 気怠さ
- 食欲不振
- 頭痛
- 下痢
- 便秘
などが挙げられます。
症状は人それぞれですが、どの症状も出来れば避けたいものですよね。
また、5月に入ると鬱になりやすいという人も多くなります。
体調だけでなく精神面にも影響が出てしまっているのです。
梅雨と言う季節を憂鬱に感じてしまうのは、雨ばかりで気分がなかなか上がらないから。
…という理由”だけ”ではありません。
5月病を引きずっている人ももちろんいますが、梅雨独特の体調不良の原因は精神面だけではないというのです!
体調不良やしんどい原因は何?
一番の理由としてあげられるのは、低気圧が長く続いてしまうことです。
人間の自律神経は気圧に左右されやすいのです。
高気圧になると交感神経が優位に働くため、脳や筋肉の働きが活発になります。
低気圧になると副交感神経の方が優位になり、体を休めようとするためにリラックスした状態になります。
人間の体はこの二つのバランスを保つことによって健康を保っています。
低気圧の状態ばかりが続くことによって副交感神経が主な優位になってしまうと、常に全身の機能が抑制され続けることになり体調を崩してしまうのです。
一言で言うと・・・
自律神経のバランスが崩れ、体調を崩してしまう。
そのほかにも、気温差の激しい日が多いことから体へのストレスが大きくなり、疲れやすくなってしまうことも理由の一つです。
梅雨の体調不良の対策方法
梅雨時期の体調不良の対策として、自律神経のバランスをとることが重要になります。
- 規則正しい生活をする
- 不摂生をせず体の免疫力を高める
- 質の高い睡眠をとる
以上の3つが、自律神経のバランスを整える大事な要素になってきます。
…とは言え、現代の生活ではなかなか難しいですよね。
そんな人はまず、交感神経を高めるために、適度に体を動かしてみてください。
ストレッチのような簡単なもので構いません。
上記のような、自律神経のバランスを整えるヨガ動画もありますよ!
硬くなってしまっている血流をほぐすということが出来ていればOKです。
お湯の温度を39℃~40℃に保つことは特に重要です。
熱すぎず、ぬるすぎずといった温度で入浴してください。
熱すぎるお湯は自律神経のバランスが乱れてしまうことになるので気を付けましょう!
早め早めの対策が、あとからやってくる梅雨と言う季節による体調不良への一番の対策になるのです。
上手な体調管理の方法とは?
体調不良の対策はたくさんありますが、その対策を生かすためには、気圧の変化をしっかりと把握しておくことが必要です。
低気圧が来ることを事前に把握しておくのとしておかないのを比べると、把握しておいた方が気持ち的にも準備が出来るでしょう。
テレビの天気予報をこまめにチェックしたり、インターネットなどから情報を集めたりしましょう。
最近はアプリも充実していますので、事前把握もしやすいですね!
梅雨に対して受容的であるのではなく、梅雨の時期でもどうしたら自分らしく過ごしていけるのかを考えてみてください。
梅雨に対する対策は多種多様にありますが、その中でも自身にあったものを選択するのが体調管理を上手にする方法です。
まとめ
- 長く続いてしまう低気圧や気温差に注意する
- 自律神経のバランスを整える
- 適度に体を動かす、適度な温度で入浴する
- 気圧の変化をしっかり把握する
梅雨の体調不良に悩まされる人は少なくありません。
しかし、少しでも梅雨による体調不良の原因を知り、対策をしておけば以前より悩まずに済むかもしれません!
改善で最も重要なのは「自律神経のバランスを整えること」です。
不規則な生活を元に戻すのは難しいかもしれませんが、ストレッチやお風呂の温度など、小さなことから心がけていきましょう!
自分から梅雨と向き合っていくきっかけになりますように。