お祝いのプレゼントや部屋を彩るアイテムとして「プリザーブドフラワー」というお花があるのをご存知でしょうか?
名前は聞いたことがあるけど、一体どういう花?という方も多いのではないでしょうか。
「水をあげなくてもいいお花…?」
「枯れないお花…?」
などなど、普段あまり身近にないことから曖昧な情報のみで正確な情報や魅力を知らない方も多いと思います。
今回はそんなプリザーブドフラワーの基本的な仕組みや魅力を紹介するとともに、手作り可能なのかどうかまで紹介していきたいと思います!
そもそもプリザーブドフラワーとは?
まず、プリザーブドフラワーってどういうお花なのでしょうか?
良く似たもので、比較的知名度の高い「ドライフラワー」というお花があります。
こちらと勘違いしている方も多いと思いますが、全然違うものになりますので要注意です!
今回はドライフラワーとの比較とともに解説していきたいと思います!
- ドライフラワー
名前の通り、草花を1〜2週間ほど乾燥させたものになります。
上品な奥深い美しさが魅力で、飾っている間にも色合いが変わり、雰囲気の変化を楽しめます。
保存期間は保管状況によっても変動しますが、大体2〜3ヶ月ほどになります。
- プリザーブドフラワー
生花を脱水した後、保存液と着色液にて特殊加工させたものになります。
生花の持っている柔らかさや瑞々しさなどの質感を長く楽しめるのが魅力です!
また、着色液の種類によって自然界に存在しない色にすることも可能です。
保存期間は保管状況によって大きく変動しますが、1〜2年ほどで劣化症状が見られる場合もあれば10年ぐらい楽しめることもあります。
水やりの必要はありませんが、永久に枯れないお花ということではないので覚えておきましょう。
この2種類のお花は雰囲気も全く違いますし、作る工程から保存の期間まで大きく違います。
プリザーブドフラワーは保存期間が保管状態によって大きく変動するのですが、湿気などの水分に弱かったり、乾燥しすぎるとひび割れを起こしたり、直射日光に長く当たると退色してしまったりと、かなりデリケートなものになります。
なので、なるべく上手に保存して長く楽しみましょう!
手作りすることもできるの?
「では、そんな特殊加工を施すものを自分の手で作れるのか?」という点です。
プリザーブドフラワーの製作には製作技能の資格があるほどですし、売っているものを買おうと思えば結構高かったりするので手作りのハードルが高いと思われがちです。
ですが、レッスン教室はありますし意外にも製作のプロセス自体は簡単なんですよ!
プリザーブドフラワーの手作りキットというものも販売されており、初心者向け・中級者向け・上級者向けと、レベルに合わせたキットもあります!
そういったキットを使用すれば準備するものや作業の手順も分かりやすくなりますが、キットを使わなくとも製作に使用する道具や資材は手軽に手に入れることができます。
手作りすることでより気持ちも込もりますし、製作プロセスが簡単で道具も手軽に準備できることから、手作りのプリザーブドフラワーはとてもおすすめです!
プレゼントとしても人気ですので、気になる方はまずはキットを購入してみると良いかもしれませんね!
これを機に、趣味のひとつして始めてみるのも素敵です♪
プリザーブドフラワーの作り方まとめ!
それでは早速、作り方を動画とともに紹介したいと思います!
プリザーブドフラワーの作り方・コツ・ノウハウ
作業工程が丁寧に順番通り説明されているので、不器用な方でも非常に分かりやすいと思います!
動画の00:30ぐらいからの花の色を抜く脱色液に浸すところで、必ず花が完全につかるぐらいに脱色液を容器に準備することと、脱色ムラがでないようにピンセットでしっかり浸してやり時々揺することがポイントになります。
その後、着色液につける時も慎重に扱いましょう!
らくらくプリザ液で簡単プリザーブドフラワー作り
どんな容器を準備したら良いのか、という点から説明があり、動画の2:00ぐらいからの着色の作業工程で使うといいアイテムの紹介もあるので、具体的な手作り時の手助けとなります!
着色液につけた後も時々様子を確認してやることや、乾燥中の型崩れにも注意しましょう!
動画でも分かる通り製作工程はとても簡単で、順番通りに進めていくことと、脱色工程・着色工程・乾燥工程の際の注意点やポイントをしっかり押さえておけば大きな失敗なく進められます!
あとは様子を見ながら時間をかけて完成を待ちましょう!
100均でも作ることはできる?
念願のプリザーブドフラワーが完成したからといって、プレゼントにしたりお部屋のインテリアにするには最後の仕上げが必要です。
それは完成したプリザーブドフラワーを使ってフラワーアレンジを作ることです。
結論を言うと、プリザーブドフラワーを作る際に必要な脱色液や着色液など100均で準備することはできないので、100均のみの道具で作ることはできません。
ですが、完成したプリザーブドフラワーを使ってフラワーアレンジを作る上では100均のアイテムを使って作ることができるのです!
以下で紹介する100均で買えるアイテムを組み合わせたフラワーアレンジ動画では造花を使用してアレンジを完成させていますが、その造花をご自身で手作りされたプリザーブドフラワーに置き換えればアレンジの完成です!
【100均DIY】母の日プレゼント♡フラワーインテリアの作り方◆カーネーションで簡単お部屋アレンジ!Seria 池田真子 Room Decor
可愛いカップにオシャレなシールを合わせて素敵な土台が完成してますね♪
動画の2:30ぐらいからの画用紙と造花の茎を使ってメッセージをプラスするとプレゼントにぴったりのプリザーブドフラワーになりますね!
【100均 DIY】プレゼントにぴったり!5分でできるフラワードーム ~How to make Flowers in the Glass Dome ~
湿気や乾燥の影響を受けやすいプリザーブドフラワーに最適なアレンジ方法ですね!
ガラスのコースターとガラスドームカバーを上手に組み合わせて、ガラスドームが完成しております。
レースを上手に使ってガラスドームの内側も外側も可愛くアレンジしているところがプラスアルファでおすすめポイントです♪
簡単で可愛いフラワーアレンジメントの作り方!100均(ダイソー)の造花で作るサンドアート編!
サンドアートも職人がやるような精巧なものでなくとも、層を重ねるだけで可愛い土台が完成します!
サンドアートの色合いとプリザーブドフラワーで作る色合いにも注意して仕上げると良い感じに仕上がりますよ♪
100均でも十分可愛いアイテムがたくさんありますし、それらを上手に組み合わせることでとても100均とは思えないようなフラワーアレンジメントの材料に変わります。
せっかくご自身で手作りされたプリザーブドフラワーをアレンジして完成させるのであれば、お金をかけずに完成度の高いものができれば最高ですよね!
今回紹介したもの以外にも100均には可愛い材料が揃っていますので、是非自分の手作りしたプリザーブドフラワーに合う素材を探してみてくださいね♪
まとめ
プリザーブドフラワーがどんなものなのかご理解いただけましたか?
■プリザーブドフラワーとは…
- ドライフラワーとは別物
- 生花を脱色して保存液と着色液で特殊加工したもの
- 生花の持っている柔らかさや瑞々しさなどの質感を長く楽しめる
- 自然界に存在しない色にすることも可能
- 保存期間は保管状況によりますが1〜2年で、長いと10年ぐらい楽しめる
- 水をあげなくてもいいが、枯れないわけではない
- 湿気、乾燥、直射日光などに弱く非常にデリケート
- 手作りも可能で、手作りキットも販売されているので初心者にも優しい
- キット以外でも道具を手軽に揃えられ、製作プロセスも簡単
- 100均でフラワーアレンジメントの道具を揃えられるのでコスパも最高
プリザーブドフラワーはプレゼントや贈り物、家を彩る可愛いインテリアにもなるのでとてもおすすめです!
手作りすることもできるので、完全に自分好みのものが製作できます。
製作プロセスも簡単で、道具も手軽に揃えられるのでコスパも最高で趣味として始めるのも良いですね♪
是非オリジナルの個性あるプリザーブドフラワーで喜ばせてみてはいかがでしょうか?
☆プリザーブドフラワーを活かしたクリスマスリースも作れちゃいます!