外で遊ぶ子どもを見るのは微笑ましいですね。
また、部活に励んでいるお子さんをお持ちであれば、活躍してくれることは嬉しいもの。
せっかくなら、綺麗な服や真っ白なユニフォームに身を包んでくれる姿は嬉しいものではないでしょうか?
そう、悩みの種となるのは「泥汚れ」
何度洗っても残る衣服に残ったシミ。見るだけで気持ちが落ち込んでしまいますよね。
ですが、その泥汚れも一手間工夫するだけで見違えるものに変化することがあるのです!
そのためにはまず原因を知って頂くと、対処方法もはっきりしてきます。
今回は泥汚れの落とし方やその原因、おすすめの洗剤や対処法などを紹介していきたいと思います!
泥汚れの原因
そもそも、泥汚れの原因は何なのでしょうか?
これは土の性質も影響していますが、例えば野球場やグランドなどの土は粒子が細かいため、汚れがしみこむと時間の経過と共に繊維の奥まで浸透してしまうのです。
その状態を長時間放置していると、汚れが落ちない原因になってしまいます。
また、泥汚れは不溶性の汚れでもあります。
水にも溶けず洗剤漂白剤でも浮かすことのできない厄介な汚れです。
泥汚れは落ちやすい?
では、一般的に泥汚れは落ちやすいのでしょうか?
落ちやすいのかと言わればそうではありません。
「泥汚れの原因」でもお話した通り、汚れてからの経過時間によっても様々です。
落とすとなると、やはり一手間をかける必要はありますが、あきらめることはありません。
今まで汚れが落ちにくかったのは、洗濯機に洗剤を多めに入れて洗濯するなどの方法を取っていたからです。
これからは今までの方法を少し変えてみましょう!
おすすめの洗剤まとめ!
それでは、実際泥汚れを落とすのに役立つ洗剤は何なのでしょうか?
レビューでも評価の高い洗剤を5つ紹介します!
LifeNext 泥汚れ洗剤
お湯に浸け置きして、落ちなかった汚れは軽くこすり洗いで落ちると評判です。
ポール バイオ濃厚洗剤
「泥だらけのユニフォームも、1時間の浸け置きで洗って真っ白になる!」とお母さん方の評価も高いです。
アリエール サイエンスプラス7
水でも溶けやすく、部屋干しでも匂いが気にならないと購入される方も多くいらっしゃいます。
泥スッキリ本舗 黒土専用洗剤
「頑固な泥土が落ち、球児には手放せない」と、高校球児のお子さんを持つお母さんから絶賛です。
横須賀 洗濯石鹸 ブルースティック 3本組
下洗いの段階で靴下の泥汚れが落ちると、評価も高くいただいています。
靴洗いをしたお子さんが、「洗うのが楽しくなってきた」と言葉にするほどの洗剤!
泥汚れの対処法とは?
では、実際に泥汚れを落とす手順を紹介します。
一手間の工夫は必要となりますが、一緒に少し頑張ってみましょう!
①乾燥させる
臭いが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、乾かす=水分を飛ばすことは臭いの発生を抑えることでもあります。
晴れの日なら1時間も干しておけば乾きますので、そうしたら外でこすったり叩いたりしながら、泥や砂を落とします。
②ぬるま湯+固形石鹸
次に、ぬるま湯で濡らしながら、泥汚れの部分に固形石鹸を塗りこんでいきます。
石鹸が繊維の奥まで入り込み、泥の粒子を包み込んで落としやすくしてくれます。
※泥汚れ以外にも、気になる汚れに前処理剤として使うことができますよ!
一番知られている洗濯用固形石鹸はウタマロです。
また、エネロクリーンと呼ばれる固形石鹸もあります。
こちらはあまり馴染みがないかもしれませんが、クリーニング店でも使われているほど有名な固形石鹸です。
クリーニング屋の店頭でも売っている場合があります。
②ブラッシング
ぬるま湯+固形石鹸で揉み洗いしてもOKですが、歯ブラシや洗濯ブラシを使うとさらに効果的です。
何にも溶けてくれない泥を物理的に掻き出してしまいます。
③洗濯機
ここで洗濯コースに注意が必要です。
必ずしっかりと洗えるコースを選択してください。
洗濯時間が短いスピードコースや、ほとんどドラムが動かないデリケートコースを選んでしまっては効果も半減です。
浸け置き洗いについて
はたいても繊維の奥に入っているような泥汚れの多くは、皮脂など油分に包まれています。
つまり、周りの油分を取り除かないと泥も離れてくれません。
この対策には、洗剤液への浸け置き洗いがおすすめです。
浸け置き洗いの洗剤水は、ぬるま湯に規定量の洗剤を溶かしたものです。
水温は皮脂が溶けやすく、洗剤もパワーを発揮しやすい温度帯の「40℃弱」です。
洗剤はいつも使っているもので良いのですが、おすすめは合成洗剤より石けんです。
合成洗剤であれば「泥汚れ用」と表記されているものがよく落ちます。
洗剤水を作ったら、泥が付いた部分がしっかり浸透するように浸し、30分~2時間ほど浸けておきます。
あとは軽く絞って、洗濯機で洗います。
汚れがしつこそうであれば軽く絞るだけでなく、つまんで擦り合わせたり、洗濯板でやさしくゴシゴシと洗剤を奥まで浸透させる感じで、もうひと押ししてから軽く絞り、洗濯機で洗います。
まとめ
これまでのことをまとめますと、次のようになります。
- 泥汚れは、不溶性の汚れであり、粒子の細かい土などが繊維の奥に浸透している状態であること。
- 汚れを落とすための前処置としてぬるま湯+固形石鹸で石鹸を塗りこんでおく。
- 歯ブラシや洗濯ブラシを使ってのブラッシングをするとより効果的。
- 前処置で落ちない汚れの場合、浸け置き洗いが有効。
お子さんの外での遊びや、部活後のユニフォーム。
また、雨の時期の泥跳ねの汚れなどにも対応できますね!
汚れを落とす際は、服を傷付けないように、優しくブラッシング&洗うようにしましょう!