お菓子作りをするなかでチョコを湯煎する機会は多いと思います。
簡単なチョコを作るだけでも市販のものを溶かす必要があるので、意外と時間がかかったりします。
でもチョコを湯煎するのは、正直面倒ですよね。
簡単にレンジで湯煎できれば良いのですが、チョコをレンジで溶かしているとうまく溶けない、焦げるなど失敗することもあります。
せっかく楽に湯煎ができても、失敗してしまったらせっかくのチョコが台無しになっちゃいますよね。
ということで、今回は失敗しないチョコをレンジで溶かす湯煎の仕方について紹介していきたいと思います!
チョコをレンジで溶かしても爆発しない?
まずチョコをレンジで溶かそうとすると、爆発しないか心配ですよね。
お弁当などをレンジで温めると、たまに中から「ポン」っと音がすることがあります。
チョコの場合はどうでしょうか?
正しい使い方をすれば爆発することはほとんどありませんが、板チョコなどについているアルミを取り忘れたら爆発することがあるようです。
アルミはアルミニウムという金属で出来ており、レンジで食品を温めた時に発生する電磁波が金属に当たることで電流が発生します。
この電流は通常出口を求めて流れていきますが、アルミホイルの尖った部分が出口となり、そこから一気に放電します。
これにより、アルミごとレンジで温めてしまうとレンジ内で爆発が起こります。
最悪の場合、レンジの故障や火災の原因になりますので十分気を付けたいですね!
板チョコを温める際は必ずアルミをしっかり剥がしてから温めましょう!
レンジで溶かす湯煎の仕方まとめ!
では、失敗しないレンジで溶かす湯煎の仕方を紹介します!
■準備するもの
・市販のチョコ(板チョコ2枚くらいの量)
・耐熱容器またはマグカップ
・スプーンなどのかき混ぜるもの
まず、チョコを小さく割って耐熱容器に入れます。
上手く割れない場合は包丁を使って細かく切ると良いですね!
チョコを細かくしたらラップをかけずに500wの場合は「1分20秒」ほど温めます(600wの場合はもう少し短くてもOKです)
温めたら一度取り出して溶け具合をチェックしてみます。
溶けていないチョコもあるかと思いますので、その場合はチョコをスプーンなどでかき混ぜてから500wでもう10秒ほど温めます。
そうするときれいなクリーム状になりますよ!
ポイントはチョコを温めるのではなく、容器を温めて容器の熱で溶かす感じです。
また、チョコは板チョコ2枚くらいの量が良いでしょう。
量が少ないと失敗してしまう可能性がありますし、多すぎると溶けにくくなってしまいます。
また、前の章でも紹介した通り、板チョコなどを包装紙にアルミが使われているものは取り除いてから温めましょう!
失敗しないコツ
チョコをレンジで溶かすとき、焦げた臭いがしたり、ボロボロになったり、舌触りがザラザラになったり…といった失敗をよくしてしまうと思います。
私も一度溶かしすぎて色がまだらになってしまったという失敗をしたことがあります。
失敗してしまう原因は、レンジのオート機能を使っていたり、温めすぎが原因かと思われます。
そこで、失敗しないコツをまとめてみました!
レンジの時間を調整する
レンジのオート機能ではなく、500wで1分位加熱します。
オート機能での温めだと加熱しすぎ(しなさすぎ)で失敗をしてしまう可能性があります。
一度で溶かそうとしない
面倒かもしれませんがチョコをレンジで湯煎しても一度では溶け切れませんので、かき混ぜて再度10秒加熱します。
長時間温めると焦げる原因にもなりますので、何度か繰り返すことをおすすめします!
暖かい部屋の場合は加熱時間を短めにする
室温10度と20度では、溶ける時間が変わります。
暖かい部屋の場合は、溶けすぎないように加熱時間に気を付けましょう!
チョコを小さく割る
早くきれいに溶かすためにはチョコを小さく割りましょう!
割れない場合はある程度室温に慣らしてから包丁で切ると良いですよ。
テンパリング不要チョコを使ってみる
ツヤツヤしたチョコを作りたい場合、滑らかさを損なわないためにテンパリング不要チョコがおすすめです!
まとめ
チョコをレンジで溶かすのは簡単そうですが、失敗しやすいですよね笑
失敗しないか勇気が入りますが、正しいやり方で行うと意外と大丈夫ですよ!
チョコを小さく割って、加熱時間を短くするのも失敗を防ぐポイントです。
多めに板チョコを用意し、一度練習してから本番用のチョコを湯煎するといいでしょう♪
その際は、チョコについているアルミは必ず取りましょう!
☆バレンタイン関連記事はこちら!(作り方なども紹介しています)