学生時代までは、様々なお祝いをもらっても親が「御礼言っとかないとね、電話電話！」とバタバタ電話する姿を眺めてるだけでした。

しかし就職祝いとなると、初めて自分発信で親を介さず感謝を形にする絶好のチャンスです！

 

過干渉な親や家族だと人知れず苦しんできた方は、これを機会に就職祝い返しを自分で考えて企画しましょう！

多少、不格好になったとしても微笑ましく受けとめてくれるものです。

凝りすぎで時間ばかりが過ぎてしまうと逆効果ですので、スピード感を大事に取り組みましょう。

 

ということで、今回は新社会人向け就職祝いのお返しランキングなどを紹介していきたいと思います！

就職祝いにお返しは必要？

今回の記事の前提をひっくり返してしまうようですが、基本的には就職祝いのお返しは必要なく、返さなくても失礼にあたりません。

出来れば就職祝いをして下さった方に会いにいって「ありがとうございました」と伝えるのが良いのですが、時間がなかったり都合が合わなければ電話でもかまいません。

この場合、お礼はできるだけ早めに相手に伝えましょう！

SNSやメールでの御礼は場合によっては失礼に当たる場合がありますから、電話か手紙(ハガキではなく封書)が無難です。

手紙だと少し日数がかかってしまいますので、手紙をポストに入れたらその日に御礼の電話をするようにしましょう。

→就職祝いの手紙の書き方

 

ただ、就職祝いのお返しをすることが失礼にあたるのかというとそうではありません。

言葉や手紙だけっていうのはちょっと…という方はお返しの品を用意してみるのも良いかもしれませんね！

戴いた品物の半額か3分の1の金額が返礼として相応しいです！

6000円の品物なら2000~3000円の品物、15000円の品物なら5000円から7500円の品物ですね。

 

お返しに「のし」を付けるかどうかですが、のしをつけた方がより丁寧です。

「のし」の水引きは紅白の蝶結びで、表書きは「御礼」または「松の葉」または「ご挨拶」または「内祝」です。

「内祝」は違和感を持たれる方もおられますので、「御礼」「松の葉」「ご挨拶」のどれかがよいでしょう。

「松の葉」とは松の葉っぱほど細い、ほんの気持ちばかりという意味があります。

 

あなた自身が返礼する場合は、初任給または初ボーナスを貰ってすぐに贈るのが良いタイミングです。

ご両親を介していただいてる場合は3週間以内が良いタイミングになります！

 

それでは、お返しをするとしたら返礼品として何を選べばいいのでしょうか？

次の章ではおすすめの返礼品ランキングを紹介します！

おすすめの就職祝いのお返しランキング！

返礼品は普段使いしやすい印象を与えるものがいいですね！

とはいえ、就職祝いのお返しは初めてすることになるので結構悩んでしまうもの。

この章では5位から順におすすめのお返しの品ランキング形式で紹介していますので、これだ！と思ったものを選んでみてくださいね♪

 

5位：コーヒー

お返し先がコーヒーがお好きな方ならおすすめです！

就職祝いのお返し以外でも、様々なお祝いごとのお返しギフトとして優秀ですよ♪

 

4位：タオルセット

続いてはタオルセットです！

貰って困ることはありませんし、生活用品として毎日使うものなので選びやすいですね。

 

3位：ハンカチ

続いてはハンカチです。

こちらも外出時の必至アイテムですし、何枚あっても邪魔になることはありませんね。

 

2位：調味料セット

続いては調味料セットです！

お料理をなされているご家庭がほとんどかと思いますので、贈って損はありません。

 

1位：お菓子

1位はお菓子セットになります！

お菓子を贈られてまず嫌な思いをする方はいませんよね。

できればお返しを貰う側の好みを把握しておけばまず間違いありません。

 

 

注文の際は備考欄に包装内容について書き込んでください。

のし付き、水引きは紅白蝶結び、表書きは「松の葉」などと記入をしておきましょう！

また、就職祝いをして下さった方によって内容は変わってきます。

コーヒーを飲まない人にコーヒーを送っても嫌がられることはないですが、出来れば喜んで飲んでもらいたいですよね！

手紙のみのお返しはあり？

中には3万円以上の就職祝を貰うこともあるかと思います。

ですが「10万円の品物だと最低3万円か…」などと重荷に感じる必要はありません。贈り物によって当人を苦しめてしまえば本末転倒ですよね笑

 

就職したばかりではお金もありませんし、初任給をもらってもそこから3万円も出しては相手に気を使わせてしまいます。

そんな場合お返しは5000円程度以下でも構いませんし、電話や手紙だけでも構いません。

 

お手紙を描く際は下手でもかまいませんから、自分の気持ちを正直に書いて感謝を伝えましょう！

手紙の頭に「拝啓」、手紙の最後に「敬具」、または、手紙の頭に「前略」、手紙の最後に「草々」と書きましょう。

例えばこんな感じです。

■ゴールデンウィーク辺りに相手に手紙を届ける場合
新緑の季節、いかがお過ごしでしょうか。(季節のあいさつ)

■梅雨の辺りに相手に手紙を届ける場合
梅雨の季節、いかがお過ごしでしょうか。(季節のあいさつ)
夏が到来しました。いかがお過ごしでしょうか。(季節のあいさつ)

このように短文でいいので、「拝啓」と頭に書いた場合は季節のあいさつを書きます。

 

「前略」の場合は、季節のあいさつを省いて本題から書くことができます。

例は以下の通りです。

前略

この間、初めての給料日でした。

色々となれないこともありますが、楽しんで働くことができています。

就職祝いをもらい、正直とても嬉しかったです。
親は、わざわざお返しまでしなくていいとか、代わりに御礼言っとくと話していましたが、ちゃんと、自分で御礼の気持ち、感謝の気持ちを形にしたくて、お手紙を書きました。

何を形にしていいのか迷ってしまい手紙だけにしました。

季節の変わり目には体調を崩しやすいと聞きます。どうかいつまでも元気でいてください。

暇を見つけて遊びにいきたい気持ちでいっぱいです。社会人として恩知らずな人間にはなりたくありません。頑張ります。

草々

書いてる途中に思いが溢れてくると思いますから、その気持ちをめいいっぱい書いても良いですよ！

今回は「例文」なのでサラリと書きましたが、もっと色んな思いを書いてもかまいません。

かなりくだけた感じがしますが、気持ちがこもっていることが大事です。

 

書く際はボールペンか万年筆で手書きしましょう！

印刷だとそのつもりがなくても心がこもってない印象になります。

ハガキよりは封書がいいとは思いますが、この当たりは決まりはありません。

 

拝啓 敬具の場合は、

• 拝啓
• 季節のあいさつ
• 本文
• 敬具

と、このような順番で書きましょう！

 

まとめ

お世話になってる方に御礼を伝えたい！けど、どうすれば良いんだろう…などなど、今まで悩むことがたくさんあったと思います。

この就職祝い返しというのは、してもしなくてもいいものですが、「御礼を伝えたい」「感謝を伝えたい」それを自分で形にする絶好の機会です！

ついつい準備中に不安になり、たじろぎ、あきらめてしまいそうになるかもしれませんが頑張って形にしてほしいと思います。

 

親を介した印象であなたを見てきた人がいます。また、親は親であなたをこうだと決めつけていることもあるでしょう。

親や家族に就職祝い返しをする場合は、あなたのおごりで食事会を開くことです。

子どもから食事をご馳走してもらえた喜びは親にとってはおおきなものですよ♪

 

この記事でお返しの品選びのお役に立てたのなら幸いです！