友人と楽しいランチや旅行の時に写真を撮ったら、SNSに載せたくなる方が多いかと思います。
友人との楽しい時間をシェアしたり、「いいね!」をもらったりして楽しむのは今や当たり前となっています。
しかし、そんなSNSに自分の写真を載せられるのが苦手な方も多くいます。
SNSに写真を載せるのは、載せる方も載せられる方もいくつかのリスクがありますし、それも仕方ないかもしれません。
今回はSNSに写真を載せるリスクや、著作権や肖像権の問題などを紹介していきたいと思います!
☆「むしろ写真を勝手に載せられて困っている!」という方は以下の記事を参考にどうぞ!
SNSに写真を載せるリスクについて
友人との写真や自撮りなどをSNSに載せるのはもはや定番ですね。
むしろ写真を載せることが目的になっている方や、写真アップがメインのInstagramといったSNSもあります。
ただし、冒頭でも紹介した通り、ネット上に写真を載せるリスクはいくつかあります。
「自分には関係のないことだし…」と思わずに、今一度冷静に考えてみましょう!
友達の行動をネット上に知らせてしまう
まず、SNSに写真を載せるリスクについては、「友達が今何をしているのかをネット上に知らせてしまう」ということがあります。
今自分が何をしているのか知られたくない人も少なからずおり、例えば就活中でうまくいっていなかったり、彼氏と喧嘩中だったり…
「今は就活中で仕事をしていないから、遊んでいるところを他の人に見られたくない」
「彼氏と喧嘩中で、自分だけ楽しそうにしている風に彼氏に見られたくない」
と、いったことはあると思います。
なので、現在の写真を載せてしまうとやはり困らせるリスクがありますね。
その友達の現状を考えてあげることも大事です。
個人が特定される
これは友人の写真を載せるだけでなく、自撮りなどの写真を載せる場合にもリスクが生じます。
当然ながら人の顔が出ている写真をネット上にアップすると、ある程度個人の特定ができてしまいます。
その人に好意を抱いていたり、逆に何らかの恨みがあったりするネットストーカーがその写真を見てしまうとどうなってしまうのか…
想像に難くないかと思います。
また、過去に炎上したことがある人の写真だった場合、更に炎上が加速してしまうことも。
最悪、住所や出身校などが特定されることがあります。
写りの悪い写真をアップされることになる
また、「友達の写りが悪い写真」を無意識に載せてしまうこともリスクですよね。
一緒に撮った写真を見せると「写りが悪いから載せないでほしい」と言われることもあると思います。
SNSは色んな方が見ているので、好きな人や気になっている人に写りが悪い自分の写真が目に入ってしまうのは嫌ですよね。
著作権や肖像権は関係ある?
SNSに無断で友達なや他人の写真を載せてしまうと「著作権侵害」や「肖像権侵害」になってしまうことがあります。
それらを侵害してしまうとどうなってしまうのでしょうか?
また、どういったことが侵害になるのかも気になりますよね。
著作権の問題について
まず「著作権侵害」について説明します。
著作権侵害については、自分が撮った「友達と映っている写真」または「友人の写真」を許可なく載せることは、著作権侵害にはならないようです。
ただ、「相手の携帯などで撮った写真」は本人に著作権がありますので、友人に貰った写真を無断でSNSに貼ると著作権侵害に繋がります。
肖像権の問題について
次に「肖像権侵害」について紹介します。
SNSで「友人の写真や友人と映った写真」を、友人の許可なく投稿してしまった場合は肖像権侵害になりうるのです。
肖像権に関しては撮影する場合に許可を得ることと、投稿することを友人や他人から許可を得ることが事前に必要です。
どちらか1つだけの許可を得るのではなく、この2つの許可が必要になってきます。
訴えられる可能性はある?
「著作権」と「肖像権」について紹介してきました。
今回は「友達の写真をSNSに挙げる」ことがテーマですので、場合によっては「肖像権の侵害」にあたるケースがあります。
しかし、このようなことで訴えたりする友人はなかなかいませんので、そこまでシビアになっている人はあまりいませんね。
それでも、法律で決められていることなのでしっかりと許可を取ることが必須です。
ただし、友人側の社会的評価が下がるような写真や、友人の性的な写真の載せると法的措置を取られる可能性があります。
このケースもなかなか無いかとは思いますが、しっかり頭に入れておきましょう。
SNSで写真を載せないでと断られた場合の対処法
友人に「私が写ってる写真は載せないで!」と断られた場合はどうすれば良いのでしょうか?
せっかくの記念の写真や楽しい写真を「載せないで」と言われるのは少し悲しいですよね。
まず、断られてしまった場合は素直に聞いてあげましょう。
情報が漏れるから載せてほしくない人・今載せるのはやめてほしい人・恥ずかしいから載せないでほしい人など、写真に対する価値観は人それぞれです。
そういった方の気持ちを考えてあげて、まずは友人の仲を壊さないようにしましょうね。
どうしても載せたいけど友人が断る場合は、代替案を出すことも手です。
- 顔部分にスタンプを貼る
- 顔が出る写真ではなく、足元や後ろ姿の写真などを撮る
- 何日か後に写真を載せる
などなど…
特に「顔部分にスタンプを貼る」のは「顔の特定を防ぐ」「なんとなくおしゃれで可愛い写真になる」といったメリットがあっておすすめです!
編集者も顔が出ている写真を載せてもらいたくない時は、毎回顔部分にスタンプを貼ってもらっています。
その友達に合った対処の仕方をしていきましょうね♪
まとめ
SNSに写真を載せることには、著作権と肖像権について気を付けなければなりません。
しかし、しっかり許可を得ればまず問題はありませんので、難しいことはありませんよ!
また、友人が嫌がっている場合は極力載せないようにしましょう。
どうしても載せたい場合は、
- 顔部分にスタンプを貼る
- 顔が出る写真ではなく、足元や後ろ姿の写真などを撮る
- 何日か後に写真を載せる
などの案を出して、友人に許可を得ることができたら載せましょう!
友達との写真は自分の手元に置いておいて、ふと会いたくなった時に見てみるのも良いものだと思います。
許可を得られたのなら、思う存分友達との楽しい写真をたくさんの方とシェアしてください♪
著作権と肖像権に気を付けて、SNSを安心して楽しみましょうね!
☆「むしろ写真を勝手に載せられて困っている!」という方は以下の記事を参考にどうぞ!