学校に行っていると、自然とよく話す数人の友達(グループ)と一緒にいませんか?
女子は特に、友達グループに入っていた方が便利なことが多いですよね。
友達グループに入れないと、体育だったりペアを作るときに困ってしまいます。
また、休み時間や教室移動の際、ご飯を食べる時も1人だと悪い意味で浮いてしまうこともありますよね。
その点、友達グループに入っておくと、誰かしらと一緒にいるわけですから孤立する機会も減ります。
でも、ずっと一緒な分、嫌だなーと思うことはありませんか?
単純に気が合わなかったり、なんとなくグループ内で浮いていたりいじめられているような気がしたり…
今回は友達から嫌われることなく、グループから抜ける方法について紹介していきたいと思います。
友達グループとは?
記事冒頭にも書いた通り、友達グループ単位で行動することが多くて、学校はもちろん一緒だし、遊ぶメンバーも大体一緒なことが多くありませんか?
女子は特にグループ行動をすることが多く、どこかのグループに入っていないと浮いてしまうことすらあります。
また、リーダー格の女子がいれば、自然と彼女の意見に合わせなければいけなかったり、リーダー格が嫌っている人と仲良くすることを良しとしない雰囲気もあります。
もちろん悪い点だけではなく、同じ趣味・同じ価値観のグループに入れば面白い会話ができたり、学校終わりや休日に一緒に出かけたりして、楽しい時間を過ごすことができます。
抜けたい理由は何がある?
残念ながら、グループに入っていても楽しくない場合がいくつかあります。
嫌だなぁと思っているグループは居心地が悪いため、「他の子(他の子達)と遊びたいな…」と考える事も少なくないでしょう。
友達グループから抜けたいと思う理由はいくつか挙げられます。
- 周りと合わない
新学期が始まってとりあえず友達グループに入ってみたけど、実際のところ、話が上手く合わない方も多いのでは?
なんとなく話を合わせて…というのもストレスですよね。
- 苦手な子がいる
友達グループになると少人数の集団行動なので、「このグループのこの人は嫌」ということも多いはず。
女子同士の関係も複雑なので、一部の人と仲良くし過ぎたり距離を取り過ぎるのも良くないようです。
友達グループから外されるとなると、新しい友達グループに入るのも難しいですし、本当は付き合いたくない子にも気を遣うストレスもあります。
- 一人の時間が欲しい
常に行動を一緒にしているので、たまには一人でいたいなあ、なんて時もあるはず。
でも、なかなか一人になりたいとは言いづらい、というジレンマに陥ることも…
予定のない休日に一人で過ごしたい時があっても、伝えにくくて結局休日まであまり自由にならないという経験もありませんか?
- 友達グループ以外の人とも仲良くしたい
友達グループ以外の人と仲良くしたいと思っても、結束力が強すぎて難しいという経験はありませんか?
特に、グループの中で共通で嫌われている人。
自分だけ仲良くしようとすると、仲間外れにされてしまうのではと思って、話しかけずに終わった経験はありませんか?
嫌われずに抜ける方法!
「友達グループから抜けたい」「抜けたいまでいかなくてもある程度の距離を保ちたい」という方は多いのではないでしょうか?
部活やサークルなら、届出で後腐れなくやめることができますが、任意のグループとなると何かと面倒な点も多いですね。
急に抜けるとなるとトラブルが起こりやすくなってしまうので、ちょっとずつ距離をとりやすい環境にすることが大事なようです。
いきなり「ご飯を一緒に食べない」「休日は一切遊ばない」などは難しいので、中間案を提案してみましょう!
30分くらいまでは一緒にご飯食べるけど、残りの時間は読みたい本があるから自分の席に戻るね。
次の休日は勉強したいから、みんなで遊んできて!
といったように、相手の気持ちを害さない程度に、自分の気持ちや意見を伝えてみるところから始めてみましょう。
また、珍しい例ですが、あなた以外にもグループを抜けたい友達がいたら、その子と2人だけの行動を多くしてみても良いですね。
万が一嫌われそうになっても、2人まとめていじめたり嫌ったりするケースはなかなかありません。
☆まとめ
関係をフェードアウト(グループと少しずつ距離を置いていく)させていくと、自然にグループを抜けられる場合があります。
後で悪口を言われた場合は?
「周りに合わせるばかりではなく、自分の意見を伝える」
と、いうのは大人になっても人に流されないために大事なスキルになります。
友達グループ問題に限らず練習してみてほしいのですが、自分の思ったままの意見を言うとなると、周りの反応が気になる方も多いのでは?
特に、いつも一緒にいるグループに入っていると、悪口を言われないか不安になったり、悪口を言われてしまうこともあるかもしれません。
しかし実際のところ、「グループからちょっと離れたから言われる」というよりは「変に気を遣いすぎることで、相手が強気に出る」方が多い気がします。
悪口を言われてしまうと気にしてしまうと思いますが、気にしている態度をとってしまうと相手が余計に攻撃してくることが多いので、気にしてない素振りをして様子を見てみましょう。
また、グループを離れただけで悪口を言うような人は友達とは言えません。
そんな場合、あなたは気にせず、他に仲の良い人・グループや、1人の時間を見つけましょう!
※グループ内でトラブルを起こしたり、誰かと喧嘩をしてからグループを離れると、何かしら言われるかもしれません。
まとめ
- 友達グループに疲れてしまったら、まず程良い距離を取るようにしましょう。
- 悪口は気になるかもしれませんが、敢えて気にしないふりをして様子を見ましょう。
中学・高校時代の人間関係は、ある程度閉鎖的な環境下にあるので、いろんなことが気になってしまうもの。
ただ、授業や講義だけでなくて、周りの環境も大人として生活していく上で大事な課題もあって、対人関係は大きいように感じます。
私自身は高校生のカウンセリングをメインに行っていましたが、「自分の意見を伝える」というのは自分を守る上でも大事なスキルです。
いきなりは難しく感じるかもしれませんが、ある程度伝えられるようになると自分に対する自信にもなりますよ!
なので、まずは「中間案を伝える」というところからスタートしてみてください!
☆別のグループに入りたい!という方は以下の記事も参考にしてみてくださいね!