「ヤキモチ」や「嫉妬」のようなドロドロとした気持ち。誰でも経験したことがあるかと思います。
実はコレって何も恋愛(男女関係)に限られたものでなく、もっと身近なところ、友達に嫉妬するというのもなにも珍しいことではないです。
だけど素直に「良かったね」「おめでとう」と言えない自分を器が小さい・人間が出来ていないとか、とにかく自分をせめてしまいがちになりますよね。
だからと言って無理してでも祝おうとすると、それはそれで苦しくなってしまうのも辛いところ。
今回はそんな友達への嫉妬をやめる方法や、嫉妬してしまう理由などを紹介していきたいと思います!
友達に嫉妬する理由
突然ですが、お尋ねいたします。
あなたはある日、突然友達が「彼氏ができた」「試験で良い点を取った」「結婚した」「昇進した」などを知った時、素直に「おめでとう」が言えるでしょうか?
おそらくほとんどの人が色々思うところがありつつも「おめでとう」と言っている気がします。
だけど、どうせなら純粋に「おめでとう」が言えたら良いですよね!
モヤモヤ嫉妬してしまうあなたのために、「なぜ友達に嫉妬してしまうのか」を私の経験からお話いたします。
ずばり、一言で言うと「自分が手に入れるはずだったもの(自分が手に入れることが出来るもの)を相手が手に入れたから」なのです。
そして、こういう感情が起きる相手というのは自分とレベルが近い人に持ちやすいのです。
なぜなら、余りにもレベルが違うと嫉妬は起きないからです。
その代りに出てくる感情は「尊敬」とか「憧れ」とか、「この人から教えを請いたい!」と弟子入りしたくなる(する)などという心持になることはあれど、その方に対して嫉妬という感情は湧かないのです。
ちょっと不思議な話ですよね。
どちらの場合も自分が手に入れたいものを相手が持っている(手に入れている)という事実は一緒なのに…
このような少し歪んだ人間関係のことを「ネガティブラポール」と呼びます。
「愛情と憎しみは表裏一体」
この言葉を耳にしたことは 沢山あることでしょう。
人間関係の関係性の作り方のひとつとして表現された言葉だと思います。
良好な意志相通のある 人間関係を ラポール と呼びます。
そして 反対に 嫉妬や 憎悪といった 感情での 人間関係を ネガティブラポールと呼びます。
ここに出てくる「ネガティブラポール」というのが「嫉妬」や「憎悪」での人間関係のことです。
これが厄介なのは「あんなに仲が良かったのに!」という間柄に起きることが多々あるからです。
原因は恋愛や結婚関連だけではない?
さきほども少しだけ触れましたが、嫉妬の原因は色々です。
Aさんにとっては嫉妬の原因でも、Bさんにしたら何でもない(逆も然り)
ということが多々あります。
ですが、そうは言ってもいわゆる嫉妬の種になりやすいものというものはあるわけです。
名付けて嫉妬御三家とでも言いましょうか。
<嫉妬御三家>
- 恋愛(彼氏が出来た)
- 結婚・出産(子供の有無)
- 昇進・栄転・賞を取るなど
この辺りがやはり多いかと思います。
だけど、いつまでも相手を妬んでも羨んでも彼氏は出来ないし、栄転の話がくるわけでもないです。
もちろん人間ですから「いいな」という気持ちをゼロにするのは難しいですし、妬みをエンジンにし続けるのはしんどいものです。
ではどうすれば嫉妬の気持ちを抑えることができるのでしょうか?
次の章ではなるべく嫉妬を抑える方法を紹介していきたいと思います!
嫉妬をしないようにする方法
結論から言うと、「『嫉妬する(してしまう)』という気持ちがある以上、完全に嫉妬の気持ちを消すことはできません」
女性は古来生き抜くために共感を大事してきたので、特に感情の揺れ幅が大きくなってしまいます。
(※女子会などで悪口大会が行われる光景を考えると分かりやすいですね)
自分と同じ価値観、レベルだと思っていた人が「ひょい」っとどこかへ行っちゃうと「いつもと違う」ので心がざわざわして落ち着かなくなり、心のバランスが崩れてしまうんですね。
それが彼氏ができたとか結婚をしたなど、自分が「羨ましい」と思える方向に進んでしまうと嫉妬の気持ちが生まれてしまうのです。
しかし、ずっとそのことに関わってはいられませんよね。
なので、妬んでしまう(嫉妬してしまう)のはしょうがないと割り切り、嫉妬からの立て直し方を知っておくと良いでしょう!
その時に注意が必要なのが、無理にポジティブに捉えようとすること。
これはココロに嘘をついて自分の感情をなかったことにしていることになるので、どこかでしんどくなりますし、おすすめしません。
むしろ、私は嫉妬や妬みといった負の感情を表現すべきだと思います。
表現と言っても、その場で堂々と悪口や皮肉を言ったり、泣いて騒ぐとかそういう事ではありません。
悲しかったら悲しいんだなぁ。
悔しかったら悔しかったなぁ。で良いんです。
その気持ちをノートでもパソコンでもいいのでつらつらと書いてみる。
汚い字だろうが、まとまりなかろうが関係ないのです。
感じたことをそのまま文字化する。
そして、どうしてそう感じたのかを深堀りしていく…
これをすると、大分落ち着き心を立て直しやすくなると思います!
気持ちが落ち着いたら書いたものをポイっと捨てちゃっても良いですよ!
ただし、関係がこじれてしまう可能性大なので、当の本人の目に触れないようにしてくださいね。
まとめ
嫉妬はあまり良い感情ではないと多くの人が考えていると思いますが、単なる心の動きだと思うと対応できるかもと思いませんか?
子どもの頃や昔はあんなに悔しかった嫉妬を、今でも引きずっているパターンはなかなか無いかと思います。
そう考えると、「どうせしばらくしたら忘れるから良いや!」と開き直ることもできるかもしれませんね!
今回は筆者の経験がかなりの割合を占めている分、リアルさがあるので参考になるのではないかな?と思っています。
間違っても、本人に嫉妬の気持ちをぶつけたり八つ当たりしてしまわないようにしてくださいね。
あなたの心の整理がつくことを、祈っております!