紫外線が強くなってくる時期。
女性にとって必須とも言えるのが「紫外線対策」なのではないでしょうか?
しかし、日焼け止めだけ塗るのだと伸びが悪いし、お肌も乾燥しやすくなります。
乾燥肌を心配して、日焼け止めと化粧水を混ぜて使っている方もいるのではないでしょうか?
ほかにも、節約をしたいという理由で化粧水で日焼け止めを薄めて使っている人もいるようですね。
しかし、それらのことを防ぎたいという理由だけで混ぜてしまっても大丈夫なのでしょうか?
また、日焼け止めの効果に変化があるのか…という点も気になるところです。
今回は日焼け止めと化粧水を混ぜて使うことによる肌の影響や、効果について紹介していきたいと思います!
日焼け止めと化粧水を混ぜるメリットとは?
日焼け止めと化粧水を混ぜる人は、案外少なくはないと思います。
日焼け止めはSPFが高いほど肌が乾燥してしまいますので、保湿の面でもかなり気を使う方も多いのではないでしょうか。
☆日焼け止めのSPFのに関する詳しい記事も参考にどうぞ!
最近では肌への刺激が少ない日焼け止めも数多く登場していますが、人によって肌の質は違いますので、どうしても乾燥してしまう人もいます。
化粧水は乳液と違って水がベースになっていますから、油分が多く含まれた日焼け止めとは混ざりにくいかもしれません。
ですが、時間をかけてしっかり混ぜて頂くとさらさらのクリームができます。
ベースが水というくらいですから、塗った時にとても伸びが良く、少しの量で広範囲に伸ばすことが出来ます。
よって、日焼け止めの節約になります。
日焼け止めは伸びの悪さが特徴としてあるみたいなので、その伸びの悪さを緩和してくれます。
塗ったときに白い粉を吹いてしまうことも、化粧水を混ぜることで防ぐことができるそうです。
あとは、日焼け止めだけを塗るよりも保湿がしっかりできます。
日焼け止めで日焼けを防ぎ、化粧水で乾燥を防ぎ、ダブル効果が期待できます!
一言で言うと…
- 日焼け止めの節約ができる。
- 肌が白くなってしまう現象を防止できる。
- 保湿効果が期待できる。
実際混ぜて使っても大丈夫?
では、実際日焼け止めと化粧水を混ぜても大丈夫なのでしょうか?
肌質は人によるので、一概に「混ぜたらダメ!」とは言えません。
ですが、敏感肌の人は肌がかぶれてしまったり赤くなってしまったりと、異常が出てしまう可能性はあります。
それに日焼け止めと化粧水の成分が違い過ぎてしまうため、混ぜようとしてもなかなか化粧水と日焼け止めが混ざり合いません。
成分が違うものを無理に混ぜて使うと、お肌には逆効果な場合もあります。
お肌が強い人は異常は出ないかもしれませんが、効果を十分に発揮しないこともあり、UV効果がなくなってしまったり乾燥してしまったりする可能性もあります。
一言で言うと…
肌に心配がある人は、混ぜて使わない方が良いです。
また、日焼け止めの効果が薄れたり乾燥してしまう可能性があります。
混ぜて使うと効果はどうなる?
肌に異常が出ないということで混ぜて使ってみた場合、効果はどうなのでしょうか?
実は、混ざったように見えても分離してしまっていて混ざっていません。
日焼け止めクリームは油、化粧水は水ですので混ざらないのです。
要するに日焼け止めの効果も無くなり、保湿効果も無くなってしまうかもしれないのです。
全く効果がないわけではないと思いますが、それぞれ分けて塗った方が断然効果を発揮するということです。
また、成分の相性によっては化学反応を起こし、シミを作る原因を作り出してしまう可能性もあるそうです。
そして化粧崩れをおこしやすくなるので、塗ったものが落ちて日焼けや乾燥をしやすくしてしまうのだそうです。
一言で言うと…
それぞれ分けて塗った方が効果を発揮する。
混ぜて使うと化学反応をおこし、シミの原因や化粧崩れをおこす可能性があるなどのデメリットがある。
混ぜて使う場合の注意点
「日焼け止めと化粧水を混ぜるメリットとは?」でも書いたように、メリットも多少はあります。
では、混ぜて使う場合に気を付けなければならないことは何なのでしょうか?
- ムラができないように塗る
日焼け止めクリームと化粧水を混ぜたことで、それぞれの効果は軽減されています。
全く効果がないというわけではないので、その少しの効果を発揮させるためにはムラなく塗ることです。
ムラができてしまうと逆に日焼けをしやすくしてしまいます。
多すぎない量をしっかり伸ばして塗りましょう。
- 肌に合ったものを選ぶ
最近では敏感肌用の日焼け止めクリームや化粧水なども出てきていますが、まったく違う成分のものを混ぜてしまっている以上はお肌に何が起こるかは分かりません。
日焼け止めも化粧水も何種類もあるので、何種類も試してみて、自分のお肌に合ったものを探しましょう!
万が一どれも合わなかった場合は、混ぜて使うやり方をやめましょうね。
まとめ
- 混ぜて使うメリットよりも、デメリットの方がやや多い。
- 混ぜて使う場合は「ムラ無く塗る」「肌に合ったものを使う」ことが重要。
決して混ぜて使ってはダメということではないのですが、結論的には混ぜない方が効果的には良いということですね。
混ぜない方が日焼け止めクリームも紫外線からしっかりお肌を守ってくれますし、化粧水もしっかり保湿してくれます。
混ぜれば伸びが良くなりますし手早く塗れますが、本当にお肌を大事にしたいと考えている人は混ぜずに塗ることをおすすめします!