昨今、街中を歩いているとやたらとお洒落な女子学生と出会いませんか?
制服の着こなし、髪型、そしてメイク。
大人顔負けのメイク術で、思わず驚いてしまいますよね。
その一方で「学生らしくない」という声が挙がっているのも事実。
特にメイクに関しては厳しいようで「学生がメイクなんて…」という言葉もちらほら耳にします。
でも、中学生といったら思春期の真っただ中。メイクだってしたいですよね!
ということで、今回は中学生でもできるメイク術のコツや、100均グッズでもできる方法を紹介していきたいと思います!
中学生でもメイクはしていい?
化粧品メーカーのポーラの調査では、初めてメイクをした年齢をアンケートしてみたところ、「小学生や中学生から」という回答が3割を占めているそうです!
しかも、その傾向は年々高まりつつあるそうです。
確かに中学生向けのファッション誌では、毎回メイクの特集が組まれています。
更に、お小遣いで買えてしまう価格のお化粧品が増えてきたのも、メイクを始める時期が低年齢化したことにも関係があるかもしれませんね。
しかし、中学生からメイクをして大丈夫なんでしょうか?
学生がメイクをすることに反対する意見には、「将来お肌が悪くなるから」といった意見もあります。
実はこの意見、あながち間違ってはいないんです。
中学生のような思春期のお肌は、大変薄くて柔らかく、間違ったお化粧品の使い方をしてしまうと肌トラブルを起こしてしまうこともあります。
事実、お化粧品による肌トラブルで、皮膚科を来院する学生さんが年々増えているそうです。
どうしても中学生の間にメイクをしたい場合は、
- 肌に優しい化粧品を選ぶ
- 皮膚科で相談をしてから決める
- 家族に相談をしてから決める
- 万が一肌トラブルを起こしても人のせいにしない
以上の内容を心得ると良いですね!
メイクをするのはあなた次第です。
周りがしている・していないからといって、無理に合わせる必要もありませんし、我慢をする必要もありません。
ただし、肌トラブルに関しては気をつけましょう!
揃えたい道具まとめ
化粧をするとなると、必要になるのがメイク道具。
一体どんなアイテムが必要になるのでしょうか?
スキンケア
お化粧をする際は、お肌を清潔な状態にしてからです。
■洗顔
洗顔の際は固形石鹸を使いましょう!
よくドラッグストアに売っているチューブタイプの洗顔フォームは化学成分が大量に入っていて、中学生の肌には刺激が強すぎます。
刺激に耐えられないと、お肌に赤いポツポツが出来てしまいます。
その点、固形石鹸はほぼ化学物質が入っていないので安心して使うことが出来ます。
価格も安く、お財布にも優しいのでオススメですよ!
■ワセリン
お化粧を始めると、化粧水や乳液などにも興味を持ち始めますよね。
しかし、思春期のお肌は皮脂分泌が盛んな時期でもあり、化粧水や乳液を塗ってしまうと逆に化粧水や乳液の油分も重なり、ニキビの原因になることもあります。
また、ドラッグストアなどで売っているスキンケア用品はほぼ化学成分で出来ており、いくら”弱酸性”とお肌に優しそうなキャッチコピーが入っていても、中学生の肌には強すぎることもあります。
基本的に思春期のお肌は、保湿しなくても大丈夫なように出来ていますが、洗顔後に乾燥が気になるようでしたら無難なワセリンを塗っておきましょう!
医療でも使われていて、安全面も保障されているので安心して使えますよ!
■クレンジング
シートでふき取るタイプや、ドラッグストアで売っているオイルタイプのクレンジングは絶対にやめましょう。
大人のお肌にも刺激が強すぎるくらいですから、中学生のお肌に使うのはもっての外です!
使うのであれば、クレンジングタイプでも一番優しいミルクタイプのクレンジングを使うと良いですね!
また、マスカラやアイシャドウを使う場合はポイントメイク落としも使いましょう!
メイク道具
お次はメインの「メイク道具」です。
揃える段階でも楽しいのですが、安全面や肌への刺激の少ないものを選ぶようにしましょう!
■鏡
ご自身の顔全体が写る大きさの鏡を用意してください。
小さい鏡ですとメイクが完成した全体像が見れないので、お化粧や髪型がアンバランスになることがあります。
■ピン
前髪や髪の毛周りの毛を留めるのに便利です。
おすすめは、芸能人女性もメイクの際に使っているという「跡が付かない前髪クリップ」
その名の通り、髪をピンで止めた際に付く「跡」がほぼ付かないという優れもののクリップ!
筆者も愛用しています♪
■ファンデーション
【ミネラルファンデーション】無添加・天然ミネラルファンデーション 8g【パフ付】
顔全体に塗り、肌の色を均一に見せてくれます。
ファンデーションは必ずパウダータイプのファンデーションを選びましょう!
液体タイプのファンデーションは、パウダータイプに比べると化学物質が多く配合されており、肌トラブルを起こす原因にもなります。
また、ファンデーションを塗る際に「下地」といって、ファンデーションを密着させる役目のお化粧品がありますが、中学生のメイクにはまだ必要ないかと思います。
思春期のお肌に大切な事は、あまりあれこれと塗らずに最低限の物で済ませることです。
これが出来ていれば、肌トラブルの可能性もぐっと低くなります!
しかし、どうしても下地も塗りたいということでしたら、日焼け止めを下地の代わりにすることをおすすめします。
■アイシャドウ
瞼に塗るパウダーです。
おすすめの色はナチュラルに見えるブラウン系です!
■アイブロウペンシル/アイブローパウダー
眉の形を整えます。
眉の形を整えるだけでも顔の印象が垢抜けて見えますよ!
もし、ご自身の眉の形が気に入らなかったら、カミソリや眉ばさみで眉の形を整えましょう!
ただし、絶対に眉毛は抜いてはいけません。
将来眉毛が生えてこなくなったり、瞼がたるむ原因にもなります。
■ビューラー
まつ毛を上げる道具です。
まつ毛を上げることによってまつ毛の影がなくなり、目がパッチリとした状態に見えますよ!
■マスカラ
ビューラーで上げたまつ毛に塗り、長さやボリュームを出します。
マスカラを塗ることによって、まつ毛が黒々と強調されるので更に目がパッチリと見えますよ!
■アイライナー
目のキワに塗り、目を大きく見せてくれます。
付ける際は、目に入れてしまわないように気をつけましょう!
■チーク
頬に塗り、顔の血色を良く見せます。
オススメの色は、日本人の肌に一番合うコーラルピンクです。
チークを塗る際は、粉の物でも指に付けて塗りましょう!
付属のブラシなどで塗りますと、ブラシの毛でさえお肌には刺激となってしまいます。
■リップクリーム
オススメのリップは潤い感があるもの。
また、色付きリップでも良いですね!
100均でも道具は揃う!?
学生さんといえばお小遣いは限られていて、ドラッグストアの1000円前後のお化粧品さえも高く感じてしまいますよね。
でも、お馴染みの100均でもメイク道具がぜ~んぶ揃ってしまうんです!!
実際、私も100均のお化粧品を何個も買った事がありますが、デパートコスメより良い物も沢山あり、リピート買いしているお化粧品も何個かあるほどです。
そのくらい、今の100均のお化粧品のクオリティーは高くなっていますし、今後もそれが続くでしょう。
100円だからといって侮れませんね!
お近くの、
- ダイソー
- セリア
- キャン・ドゥ
などなど、様々な100円ショップを覗いてみて下さい♪
見ているだけでも楽しいですよ!
中学生のメイクの仕方!
中学生といえば、義務教育中の身です。
そのため、髪型やメイク等のお洒落に関して厳しい学校もあるかと思います。
また、まだ幼い顔立ちから余りにも派手なメイクは、体型や本人の醸し出す雰囲気からみて似合わないと思います。
やはり中学生は、まだ幼さがあるので「ナチュラルメイク」が一番似合うと思いますよ!
以下、学校用・休日用で役立つメイク動画を紹介します!
〈学校用メイク〉
学校でもバレにくいナチュラルメイクのメイク動画です。
0:55より、動画内で使っているおすすめのメイク道具が紹介されています!
【使用したコスメ】
・フェイスパウダー/キャンメイク マシュマロ フィニッシュパウダー マットオークル
・アイシャドウ/キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 02
・リップ/ちふれ 口紅 S 122番【使用したメイク道具】
・100均 セリア メイクブラシ
・エクセル スプリングパワーカーラー出典:上記動画の概要欄より
キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー リフィル MO(マットオークル)
キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 02 アーバンキャメル
〈休日用メイク〉
こちらは休日向けのメイク動画となります。
ダイソーのコスメでメイク&道具の解説されていますよ!
6:02の「マスカラ」の解説が面白くてお気に入りです♪
メイクのお勉強抜きでも楽しめます!
まとめ
いかがでしたか?
様々なアイテムや参考動画を紹介させて頂きました。
簡単に内容をまとめてみましょう!
- 思春期の肌は敏感で、間違った化粧品の使い方をすると肌トラブルを起こすこともある。
- 学生の化粧品による肌トラブルで皮膚科を来院するケースが増えている。
- 肌トラブルを起こさない方法は、刺激の強いお化粧品を使わないことである。
- メイク道具は全て100均で揃えることができて、またそのクオリティーも高い。
- 中学生のメイクの仕方は、“ナチュラルメイク”が一番似合う。
「メイクは大人がするもの」という意見はまだまだあります。
しかし、女子中高生が憧れる女性アイドルや読者モデルをしている子など、自分たちと同じ年の有名人がメイクをして着飾っているということも、思春期の女の子がメイクをする要因の一つになっているのではないでしょうか?
親御さんは否定するだけではなく「こういう時代になったんだ」と一度受け止めて、お子さんと一緒に中学生らしいメイクをアドバイスしてみてはいかがでしょうか?
女の子といっても、女性同士ですし案外楽しめるかもしれませんよ!
学生の方は、校則はほどほどに守りましょうね!
☆メイクができたら次は髪型もチェック!