時代が進み、携帯も様々な進化を遂げました。
スマホでいつでもインターネットの利用ができてしまい、素晴らしく便利な世の中になったものだと痛感させられます。
ですが、そんな便利なスマホとインターネットですが、決して良いことばかりではありません。
インターネットの世界は多ジャンルに渡りとても広く、ユーザーに悪影響をもたらす有害サイトもあります。
当然、子どもの教育に良くないサイトも存在します。
今回は中学生のスマホにフィルタリングをかけるべきか、フィルタリングそのものの意味はあるのかなどを紹介していきたいと思います!
スマホを既に持たせている方から、これから持たせようと思っている方まで参考にしていただけるように解説していきます。
☆学生にスマホを持たせること自体はアリなのでしょうか?
学生のスマホ使用について
最近では、小学生でさえ携帯を持つ時代になりました。
多くの方は中学生か高校生に持たせるのがほとんどではないでしょうか?
特に、家から離れた学校に通う子どもや、塾に通わせている子どもには必須とも言えますね。
「今日は友達と遊ぶね」「電車が遅れていて帰りが遅くなるかも」などなど、一言で連絡が済むという大変便利な時代になりました。
しかし便利になった分、気をつけなくてはならないことがたくさんあります。
「持たせたのはいいが、自由にネットを利用させていいものか?」
そんな悩みを持つ親御さんも多いことでしょう。
『そんな時はスマホにフィルタリングをかけるべきなのか?』
『フィルタリングをかける意味はあるのか?』
『そもそも、フィルタリングとは?』
便利な反面、心配事も多い子どものスマホ事情。
次の項目からは、ネットの使用に制限を設ける「フィルタリング」について解説していきます!
☆「子どもにネットを使わせて大丈夫なの?」と心配な方は以下の記事も参考にどうぞ!
スマホのフィルタリングとは何?
そもそもフィルタリングとは何?という方も多いと思います。
ですが、子どもにスマホを持たせるなら避けては通れない部分になりますので必ず頭に入れておいてください。
冒頭でも説明しましたが、インターネットの世界には有害なものや子どもの教育に良くないものも多くあります。
例としては以下の通りです。
- アダルトサイト(出会い系サイト)
- 大手通販サイトの”偽”サイト
- ワンクリック詐欺など、お金を騙し取る目的のサイト
- ウイルスが仕込まれているサイト
- ほか、性的・猟奇的な内容が含まれるサイト
などなど…
有害と判断されたサイトや、有害サイトでなくても第三者機関の認定が下りていないサイト、または未認定のサイトなどにもアクセスができなくなるサービスで、『アクセス制限サービス・フィルタリング』というものを各携帯電話会社が提供しております。
これが一般的に「スマホのフィルタリング」と言われているものになります。
簡単に言うと…
- 未成年の教育に良くないと判断されたサイト
- 有害と判断されたサイト
- 第三者機関の認定が下りていないサイト
- 未認定のサイト
以上のようなサイトにアクセスをできなくさせる機能が「スマホのフィルタリング」です。
フィルタリングをかけることで避けられる問題
フィルタリングをかけることによって、有害アプリの利用制限や有害サイト等へのアクセスができなくなることが一番の効果でしょう。
その効果のおかげで、避けられる問題をいくつか挙げたいと思います。
- 個人情報の流出を防げることによるセキュリティ事故の危険性
- 有害なコミュニティサイト等にもアクセスできなくすることによって、事件に巻き込まれる危険性
- 有害アプリを使用できなくしたり、有料アプリでの課金や買い物などでの高額請求の危険性
- 架空請求などの詐欺被害への危険性
- SNSアプリの制限をかけることで、問題行動や問題発言をネットに投稿するのを防ぎ、犯罪行為に関わる危険性
などなど、フィルタリングにより避けられる問題はかなりあります。
まだ金銭感覚や善悪の判断が未熟な子どもには、フィルタリングはスマホを持たせる上でとても重要になってきます。
中学生のスマホにフィルタリングをかける意味はある?
子どもにスマホを持たせるタイミングで、一番多いのは中学生になってからではないでしょうか?
中学生ともなると、子ども用の格安スマホでは満足できなくなってくると思います。
高性能のスマホを持ちたいと思いますが、まだまだ精神的には未成熟です。
ですので、当然フィルタリングをかける意味はあります。
ですが、逆に言えば中学生ともなれば年齢に合わせて付き合ってあげることも重要になると思います。
頭ごなしに機能を制限してしまうと反感のみをかってしまい、子どものためにはなりません。
年齢別でのフィルタリング設定もありますので、フィルタリングを上手に使いながら子どもと一緒にルールなどを決めてスマホとうまく付き合っていくと良いですね!
スマホを使用することによって、子どもは確実に色々と成長できます。
親が見守りながらも、子どもの自立の手助けとなるようにスマホを利用させましょう!
フィルタリングの効果は?
上記でも解説してきた通り、フィルタリングの効果は当然あります。
ですが、フィルタリングの設定の抜け穴もあります。
- Wi-Fi(無線LAN回線)では適用されないもの
- 携帯電話回線にしか適用されないもの
- フィルタリングを回避できるブラウザ
…などがあったりと、様々です。
ですので、スマホ用に作られたフィルタリングを使用することが大事です。
併せてiPhoneをお使いの場合は、『端末の機能制限』という機能と組み合わせて利用する必要があります。
せっかく効果のあるフィルタリングの機能ですので、フィルタリングのことをよく理解して100%機能が発揮されるように設定をすることが重要になります。
まとめ
最近では、早ければ小学生から携帯を持つ時代ですし、持つ携帯もスマホであることが多くなっております。
スマホには便利な点や面白い点など、色々勉強になるところがあるのは事実です。
ただし、スマホにはゲームアプリなどの楽しさや友達と常に繋がっていられる状況により、依存してしまったり、インターネットがより身近になったことによってネットの危険性も身近になってしまいました。
ですが、子どももいつかは必ずスマホを持つ時が訪れますので、その時に親として危険性をできるだけ排除しながらも子どもと一緒にスマホと上手に付き合っていくようにしましょう!
上手に付き合えば、子どもにとって成長するツールとなります。
親が一方的に決めるのではなく、あくまでも『子どもと一緒に!』というところがポイントとなると思います!
スマホの良い面を上手に使い、悪い面も一緒に教えていきながら子どもの成長を見守ってあげましょう!
☆学生にスマホを持たせること自体はアリなのでしょうか?