子どもが一番見たくないもの、それはお母さんとお父さんの喧嘩ですよね。
夫婦喧嘩はなかなか避けられないものですが、子どもはそれを一番よく見ています。
喧嘩での言い合いなどは、特に子どもには様々な影響があります。
性格にも影響されるので、喧嘩の頻度や内容によってはどんどん子どもが変わっていってしまうことも…
今回は夫婦喧嘩による子どもへの影響や、離婚を考えるべきかどうかについて紹介していきたいと思います。
ぜひ今回の内容を参考にしてあなたの子どもへの影響を考えてあげて、そして回数が多い時のことも参考にしてみてください!
夫婦喧嘩は子どもにどんな影響がある?
それでは、まず今回の本題から紹介していきたいと思います。
夫婦喧嘩というものが、あなたの子どもにどのような影響があるのか?についてです。
「喧嘩」というものを知ってしまう
まず、大きな言い合いを見る、そして大人の喧嘩を初めて見てしまうことでしょう。
もしかしたら、親同士の喧嘩が初めて見る喧嘩かもしれません。
いずれは知るであろうその喧嘩という事ですが、お母さんとお父さんの喧嘩が初めての経験だと、子どもには大きなショックが残ることでしょう。
それをずっと覚えている子もいますし、もしくは無意識の内にいつかその子が繰り返してしまうきっかけになるかもしれません。
家でのストレスを他の子にぶつけてしまう
これは往々にしてあることで、他の子にいじわるや暴力をふるってしまう子の多くは、家庭環境がすさんでいる傾向にあります(※必ずしもそうであるわけではありません)
残念なことですが、これは子どものせいではなくて完全に親の影響から来ているのです。
子どもは家庭でお母さんとお父さんがよく喧嘩をしていると、とても嫌な思いをしますし、ストレスにならない子どもはいません。
そのストレスや喧騒の雰囲気を他の子に与えてしまって、外で無意識の内に発散していたり、悪いことをしてしまったりするのです。
言い合いが当たり前だと勘違いしてしまう
親の言い合いや喧嘩が日常的だと、それが当たり前になってしまって、そんな世界が普通だと思ってしまいます。
子どもというのは良くも悪くも純粋になってしまい、外で平和な環境があるとそれを壊してしまう衝動にかられることがあります。
そんな環境で育ってアニメの様に、良い子でいるということは少ないのです。
問題児だと先生から言われる
家で親同士が喧嘩をよくしていると、学校でも同じように誰かと喧嘩してしまうことがあります。
また、他の子にも態度が悪かったりして先生にも反抗的に、つまり大人に不信感を抱くことがあるのです。
子どもからしたら自分でも原因は分かっていないため、先生から「何でこんなことしたの?」と聞かれても上手く答えられないのです。
そうすると最悪問題児と認識されて、家庭訪問や通信簿で問題児だと先生から言われることもあるのですね。
何度も喧嘩をする場合は離婚するべき?
親の喧嘩が子どもに与える影響はたくさんあって、どれも可哀想なものばかりですね。
そんな喧嘩を何度もしてしまう場合は離婚をするべきなのでしょうか?
まず、喧嘩が日常的でもう理解し合えることがないとお互い思っているであれば、離婚すべきでしょう。
子どもの苗字が変わったり、片親になったりしてしまったりで良いことはありませんが、このまま喧騒の中で健やかに育てることは無理でしょう。
また、子どもが悪いことをしたり、自分を抑えきれなくなるまでのストレスを与えてしまうべきではないからです。
一方、言い合ってもちゃんと仲直りしたり、落ち着いて分かり合うことを見せたりできる喧嘩であるのなら、子どもにもまだ良い影響を与えることもできるでしょう。
しかし、何度もするようでは子どもが健全に育つことは難しいので、子どものことを一番に考えて離婚を検討すべきだと言えるでしょう。
夫婦喧嘩のベストな仲直り方法は?
夫婦間で喧嘩が絶えないようならば、離婚を考えてもいいと紹介しました。
しかし、できることなら夫婦喧嘩から仲直りをして、上手くやっていきたいものですよね!
今回はそんな夫婦喧嘩の仲直り方法も合わせて紹介します!
奥さん側から謝ってみる
夫婦喧嘩が起きた後、男性は謝りたくても謝れない傾向にあります。
それは結婚をしているからといって、男性のプライドがなくなった訳ではないからです。
なので、奥さんは不本意かもしれませんが、まず奥さん側から謝ってみるのも一つの手です。
謝るまで行かなくても「この間は言いすぎた」「私もあれから考えてみたんだけど…」と、仲直りのきっかけを作っても良いですね!
手紙を書いてみる
何度か喧嘩をしていてなかなか仲が良くならない時、話し合いで解決するのは難しいかもしれません。
しかし、そんな時は手紙というツールを使ってみましょう!
手紙なら面と向かって話すより言いたいことが伝えられますし、相手も手紙の文章を読んでいたら冷静になってくれるはずです。
そこでまた怒らせないように、相手をなるべく否定することなく「分かった」「分かってほしい」という言葉を添えてみましょうね!
「子どもが心配している」と伝える
ふたりの会話や気持ちをぶつけ合うだけでは、夫婦喧嘩は収まらない時があります。
または喧嘩が終わった後も、仲が良くならないことがあるでしょう。
しかし、そこで子どもが心配していると伝えてみましょう!
そうすると自分のことだけに目が行っていたのが子どもにも意識が行き、旦那さんも冷静になりやすいでしょう。
また、「子どものことが大切だから、喧嘩をしないようにしたい」「子どもにはこう育ってほしいから」と伝えるとさらに効果的です!
子どものことを考えているのは一緒だと、パートナーとしての共感が持てることでしょう。
まとめ
夫婦喧嘩による子どもへの影響や離婚について、また仲直りについても紹介してきました。
あなたの夫婦間の喧嘩はどの程度で、どれくらい子どもに見せてしまっているでしょうか?
今回の子どもへの影響はぜひ覚えておいてくださいね!
離婚についても仲直りすることについても、子どもを何よりも考えて行動してあげてください。
例えお互いに嫌なところや許せないことがあっても、子どもの事を考えて行動できる親であってほしいと心から願っています。
☆詳しい夫婦喧嘩の仲直りの方法も紹介しています!