女子の髪の大きな悩みの1つに、「パサつき」があります。
「高価なシャンプーとトリートメントを使っているのにパサつく」という方や、「髪のお手入れは万全のはずなのに、どうしてパサつくの!」など、悩みを持つ女子は相当多いですね。
髪がパサつくということは、髪がまとまらなかったり、髪が広がったり…といったことにも繋がります。
特に洗髪後に感じることが多く、「洗髪前は、まとまっていたのに・・・」と髪を洗ったことさえも後悔してしまうこともあるそうです。
今回はそんな髪のパサつきの原因やその改善方法、そしておすすめのトリートメントなども紹介していきたいと思います!
髪のパサつきの原因とは?
髪のパサつきの原因は、ずばり頭皮の健康にあります!
頭皮の健康を害する原因があることに驚きますが、原因が分かれば対策も立てられます。
まずは頭皮の健康状態の原因を見ていきましょう!
- キューティクルが開いている
髪の潤いや脂質やタンパク質が流れ出してしまいます。
- キューティクルが剥がれている
髪の潤いや脂質やタンパク質が保てなくなります。
- パーマやカラーリングの影響
薬品が強すぎると髪の内部にまで悪影響があり、キューティクルが剥がれる原因にもなる
- ヘアサロンへの過剰な依存
「ヘアサロンに通っている=万全」ということでもなく、ただ通っているだけでは改善されないこともあります。
- ブラッシングのやり方が悪い
絡まった髪を無理にとかすと髪が痛む原因になります。
- 髪に合っていないシャンプー
・刺激が強いシャンプーの影響
・爪を立てて頭皮を刺激する
・髪同士の揉みすぎや擦りすぎ
などなど、合っていないシャンプーに複合される原因も多数あります。
- 同じヘアスタイル繰り返している
同じ場所(分け目、結び目)に負担がかかります。
- スタイリング剤の使い過ぎ
洗髪しても薬剤が落ち切らず、次もまたそれを知らずに使うことで悪循環になります。
また、スタイリング剤が正常な頭皮や髪の働きの妨げになる可能性も…
- ドライヤーなどによる過度の熱風
乾燥のしすぎによって頭皮の潤いが奪われてしまいます。
また、ドライヤーそのものに原因がある場合も。
- 髪に気を配らない(髪に対して何もしない)
・洗髪に無頓着
・洗髪後、ただ乾かす目的でドライヤーを使っている
・髪同士が擦れて痛む
・空気中のホコリなどを髪にくっ付ける
・洗髪後に自然に乾燥させる
などなど、日頃のケア不足も大きな原因です。
- 食事や食事制限
・行き過ぎたダイエット
・コーヒーなどの「酸性食品」の摂り過ぎ
・炭水化物の摂り過ぎによる糖質の片寄り
・食事時間やアンバランスな食事
など、生活習慣によっても髪が痛みます。
- アルコール摂取
ビタミンやミネラルが不足するため、パサつきの原因になります。
- 生活の習慣
・不規則な生活サイクル
・ストレスを溜める
・寝不足
食生活だけでなく、日頃の生活環境も見直してみましょう!
- 紫外線による日焼け
髪も肌の一部なので紫外線の影響を受け、乾燥することによりキューティクルが剥がれてしまいます。
- 女性ホルモンの減少(低下)
・日常のストレスによる
・更年期障害による
・治療目的の女性ホルモン低下薬の影響
などなど…
思い当たる節はいくつかあるかと思います。
簡単にまとめるとこのようになります。
- キューティクルが開いている
- キューティクルが剥がれている
- パーマやカラーリングの影響
- ヘアサロンへの過剰な依存
- ブラッシングのやり方が悪い
- 髪に合っていないシャンプー
- 同じヘアスタイル繰り返している
- スタイリング剤の使い過ぎ
- ドライヤーなどによる過度の熱風
- 髪に気を配らない(髪に対して何もしない)
- 食事や食事制限
- アルコール摂取
- 生活の習慣
- 紫外線による日焼け
- 女性ホルモンの減少(低下)
パサつきの改善方法や対処法!
髪のパサつきを改善するには、髪に直接作用する外側からの改善と、身体の内側からの改善の2種類があります!
両方試すのが確実ですが、まずは自分でもできるものから始めてみましょう!
髪に直接作用する外側からの改善
①洗髪を見直してみる
まず、汚れを浮かせるために入浴の前に髪をとかしておきましょう!
シャワーはぬるめの温度に設定し、シャンプーを使う前にぬるま湯だけで洗髪しておきます。
洗う際は手で十分に泡立て、髪同士が擦れない様に指の腹で揉み洗いをします。
そしてすすぎは丁寧に行い、泡やすすぎ残しがないように心がけてみましょう!
②「高性能ドライヤー」を使ってみる
- マイナスイオンを温風と同時発生させるもの
- 潤い(潤いを逃がさない)に重点を置いたもの
- 短時間で乾くもの
以上を兼ね揃えたドライヤーを使ってみるのも手ですね!
③頭皮の潤いを残す
髪とドライヤーの風の距離は20cm以上を心がけ、髪の根元から風を当てて、頭の上から下に向かって乾かします。
仕上げは、冷風でキューティクルを引き締めると完璧です♪
④乾燥対策
エアコンの温度と風向きの調整することでも乾燥対策になります。
また、必要に応じて加湿器や頭皮用のローション(トリートメントやヘアオイル)を使うと良いですね!
⑤紫外線対策
日傘や帽子を使うなどして、髪にも紫外線が当たらないように気をつけましょう!
髪用の日焼け止めや、サプリの飲用も紫外線対策になります。
⑥鍼治療
髪の質を上げる施術を行っているところもあります。
また、頭皮の鍼治療により健康状態の改善も見込めます♪
⑦専門家がいるサロンやクリニックに行ってみる
自分ではできない頭皮チェックや、個人の髪に合ったアドバイスをしてくれます!
⑧ヘッドスパ(メディカルスパ)
頭皮の専門分野に突出しており、個人に必要な栄養をサプリで処方してもらったり的確なアドバイスを貰えます。
体の内側からの改善
①バランスの取れた食事を心がける
髪のパサつきに効果があるタンパク質(ケラチン)を摂取してみると良いですね!
※体の中では作れないために、食事から摂るしか方法がありません。
その他にも、
- ビタミンB6
- ミネラル
- 亜鉛
が、髪の栄養やパサつき防止に効果があります!
②身体の血行を良くする
入浴の時はぬるめのお湯にしっかりと浸かり、上がった跡は冷え対策を万全にし、外からと内からの保温に気を配ってみましょう!
また、適度なスポーツも効果がありますよ!
③健康的な生活をする
ストレスを溜めないように日頃ストレス解消の趣味を楽しんだり、1人の時間を増やすことも大事です。
また、なるべく睡眠時間も多く確保したいところです。
④髪や身体、皮膚への十分な水分補給をする
1日2Lを最低目標に飲むと効果があると言われています。
おすすめのトリートメントは?
トリートメントは手っ取り早く髪のパサつきを直すことが出来ますし、長期間使うことにより、パサつきそのものを防止することが出来ます!
トリートメントには、「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」の2種類があります。
それぞれのおすすめをランキングで紹介します!
洗い流すタイプ
3位:ルベル IAUメルトリペア
保湿効果の高いハチミツとツヤ成分が入っていて、ツヤ髪が期待できます!
2位:ケラスターゼ NU マスク オレオリラックス
価格は少し高めですが、植物性成分オイルでまとまりやすく、髪一本一本に浸透します!
1位:シュワルツコフ プロフェッショナル 「BC KUR カラースペシフィーク ヘアマスク」
カラーリングすると髪が傷んでしまうと心配な人におすすめです!
洗い流さないタイプ
3位:ミルボン 「ディーセス エルジューダ エマルジョン+」
バオバブエキスとアクアコラーゲンなどの働きで、保湿とダメージケアが期待できます。
2位:ラサーナ「海藻ヘアエッセンス しっとりピンク」
海藻エキスのほか、ダメージヘアに良いと評判の成分が詰まった洗い流さないタイプです。
1位:リシチッチ 利尻ヘアクリーム
ノンシリコンで無添加、洗い流さないトリートメントで、天然成分が髪に優しく浸透します。
総括
どの商品にもそれぞれ特有の成分が配合され、かなり研究されている様には見受けられますが、使用後の感想(実感)には、当然個人差があります。
どの商品も髪に良い有効成分ばかりですから、今自分の髪のどこを一番改善したいのかに重点を置いて、商品選びをするのが良いでしょう!
パサつきの予防方法
髪のパサつきを予防するには、髪のパサつく原因を取り除くのが一番の方法です!
具体的には以下の通りになります。
- 頭皮の乾燥を防ぐ
- 頭皮の潤いを保つ
- 食生活に気を配る
- 髪の乾かし方に気を配る
- ストレスを溜めない様にする
- 十分な睡眠時間を取る
- 紫外線から髪を守る
- 染髪やパーマのしすぎに気をつける
- 染髪やパーマのあとのケアに気を配る
- 日々のヘアケアに気を配る
- 髪と身体の血行を良くする
大体が「髪のパサつきの原因とは?」で紹介した原因の解決方法になります。
簡単なようで意外と難しい内容も多いのですが、1つ1つ解決していくことで、髪のパサつき以外の美容面でもメリットが多くなりますよ♪
まとめ
髪のパサつきは、頭皮(髪)のお手入れだけが原因ではなく、体の内側からも影響を受けています。
両方からの影響を受けていることを知ったあなたは、最もショックを受けているかもしれませんね。
ですが、原因が分かった今、改善方法も同時に分かったはずです。
その1つ、トリートメントを変えてみるのも良いでしょう!
この記事を読んで、新たな発見があったり実践できそうな項目が見つかればとても嬉しいですし、あなたの悩みが少しでも軽減されればと思います。
☆枝毛の改善方法の記事も参考にどうぞ!