鏡を見ていてふと気がつくのが頬にできたつぶつぶ…
そう、「そばかす」です。
メイクで隠すことはできてもすっぴんではどうしても目立ってしまうそばかす。
手術やレーザーで治療するのは怖いということで、他に消す方法はあるのでしょうか?
今回はそんなそばかすの仕組みや、レーザーや手術以外での消し方について紹介していきたいと思います!
そばかすとはそもそも何?
そばかすの正式名称は「雀卵斑(じゃくらんはん)」といい、通称では「そばかす=雀斑(じゃくはん)」と呼ばれています。
そばかすの特徴
- 鼻の周りや頬の上部分、目元の周りなどに出来やすい
- 茶色の1~4mmの斑点が散らばっている
- シミよりも小さい
- 三角や四角に似た形をしている
- 紫外線の影響を受けやすい
- 春から夏に色濃くなる傾向がある
- 年と共に薄くなる傾向がある
- 顔以外(胸元、首、肩など)にも出来ることがある
などなど。
鏡を見ると、頬当たりに茶色いシミのようなポツポツとしたものができていませんか?
場合によってはシミそのものの可能性もありますが、茶色い斑点が散らばっているようならそばかすの可能性大です!
そばかすの原因
そばかすが出来る原因は大きく3つあるといわれています。
そして、共通するキーワードは「紫外線」ということです。
- 先天性
幼少期から思春期に紫外線の影響を受けて濃くなることがあります。
思春期を過ぎると消える傾向にあるのが先天性の特徴です。
- 遺伝
両親(家系)にそばかすのある人がいると、その子どもはそばかすが出来やすい傾向があります。
そこでさらに紫外線を浴びることで、悪化する傾向も…!
- 後天性(体調や環境など)
日常生活において、次の様な変化があると紫外線が大きく影響して現われやすくなります。
- 紫外線を多く浴びる仕事やスポーツ
- 妊娠中
- 女性ホルモンのアンバランス
- ストレス
- 寝不足
- ビタミンやミネラルの不足
- 間違ったスキンケア
- 間違った洗顔方法
- 肌に合わない化粧品
また、色が白い人ほど出来やすいと言われています。
紫外線の影響が蓄積されて成人してから現われ、年と共に色濃くなったり目立ちやすくなるなど、自然に消えることはないということです。
そばかすのでき方
そばかすは「活性酸素:体を酸化(サビや老化など)させるもの」が出来ることで現れます。
以下はそばかすができる流れになります。
- 紫外線など、外からの刺激を受けると活性酸素が出来る
- 活性酸素が多く出来すぎると、自分の細胞を傷付けたり酸化させたりする
- 活性酸素の影響で「メラノサイト:メラニン色素(日焼けに関係)」が活発になる
- ※本来、メラニン色素は、皮膚を黒くすること(色素沈着)で肌を守ろうとする
- 色素沈着が進むと、肌にそばかすとなって現われる
病院治療やレーザー以外でも消せる?
そばかすができる仕組みや原因は分かりましたね!
続いて本題である「そばかすの消し方」ですが、そばかすを病院治療やレーザーに頼らずに「消す」となると、かなり難しいとのことです。
紫外線を何度も、あるいは長時間浴びることによりできやすくなるため、レーザーや治療を覗いた即効性のある消し方はそうそう見つからないのが現状です…
ですが、そばかすをそれ以上増やさないように「予防」したり日頃のメイクで「隠す(目立たなくする)」ことなら、出来そうです!
次の章ではそばかすの予防方法や上手な隠し方を紹介しています!
そばかすの予防・隠し方まとめ!
レーザーや病院治療ではほぼ消せないそばかすですが、予防をすればそばかすの増大を防ぐことができ、隠し方次第ではそばかすが無いように見せることもできます!
まずは「そばかすの予防方法」から紹介していきますね!
毎日の生活の中での予防
- 寝不足の解消
「寝不足の解消」といっても、「眠りの質」を上げなければ何の意味もありません。
眠りの質を上げることによって成長ホルモンが十分に分泌され、「肌のターンオーバー:肌の入れ替わり(生まれ変わり)」が順調に働くというわけです。
- 紫外線を浴びない工夫
そばかすは日焼けと同じ原因で起こるため、日焼けをしない工夫がそばかす予防に繋がります!
ツバの大きな(長い)UVカットの帽子や日傘を使いましょう!
- ストレスや疲れなどを出来るだけ溜めない
ストレスや疲れなどが原因で、女性ホルモンのバランスが崩れます。
女性ホルモンの中のプロゲステロンがストレスや疲れに反応し色素細胞(メラニン色素)を刺激して、そばかすの状態を悪くしてしまうのです。
そばかす予防以外でも様々なメリットがありますので、適度なストレス解消を意識してみることが大事です!
- 食生活の見直し
メラニンを押さえたり肌の代謝を助けてくれたりする成分としてよく知られているのは、次の通りです!
- ビタミンB2:豚レバー、牛乳、いわし、うなぎなど
- ビタミンB6:まぐろ、バナナ、さつまいもなど
- ビタミンC:レモン、キウイ、ブロッコリーなど
- ビタミンE:カボチャ、アーモンド、オリーブオイルなど
- コラーゲン:フカヒレ、動物の骨、皮など
- L-システイン:肉や魚に多く含み、野菜や果物にはほとんど含まれない
それぞれの成分を意識的に摂取してみましょう!
- サプリメントや市販の飲み薬などの活用
Lシステイン(ビタミンC/ビタミンB6も+) 500mg 100粒
そばかすに効果が高いといわれているサプリメントや市販の薬は、次の通りになります!
美白ケアアイテムと併用すると良いでしょう♪
- L-システイン
- ビタミンC
- トラネキサム酸
スキンケアやメイクで隠す(目立たなくする)
- ファンデーション
そばかすがメイクでは大体隠すことができますよね。
とは言え、そばかすがある場所だけ不自然にメイクが濃くならないように、バランスを見ながら塗っていくのがコツです。
- コンシーラー
DHC薬用美白コンシーラー(全3色・SPF30・PA+++)
ファンデーション以外にもコンシーラーを使って隠すこともできます!
コンシーラーの色はファンデーションと同じか、少し暗いくらいの色がおすすめです。
一気に付けずに、少しずつ伸ばしながら付けましょう!
- ファンデーションとコンシーラーの併用(順番)
ファンデーションとコンシーラーの両方を使った隠し方も良いですね!
パウダー系ファンデーションの場合はコンシーラーでサラッと撫でてからファンデーションで周りを馴染ましょう。
また、リキッド系ファンデーションの場合はファンデーションをしっかりムラなく伸ばし、ベース作りをしてからコンシーラーを使うのがおすすめです!
- 化粧水
化粧水を選ぶポイントは、
- アルブチン
- トラネキサム酸
- プラセンタエキス
- ビタミンC誘導体
の表示があるものをおすすめします!
そばかすの予防にも繋がります。
- UVカット
日焼け止め効果のあるアイテムは、クリームだけではなく化粧下地なども「SPF50 PA+++」か、それに近いものを選ぶようにしましょう!
☆「SPFやPAって何?」という方はこちらの記事も参考にどうぞ!
- 洗顔
洗顔でそばかすを予防しましょう!
しかし、特に乾燥肌や敏感肌の方は注意が必要です。
「擦りすぎ」、これ1つだけでもそばかすは色濃くなってしまうのです…
- 洗顔泡は、十分に泡立てる
- 力を入れて擦りすぎない
- ぬるま湯で流す
- 柔軟剤の効いたタオルで優しく拭く
以上のような流れを丁寧に!優しく行いましょう!
まとめ
シミとそばかすはどちらも主に紫外線が影響していますが、全く別のものです。
そばかすは遺伝性が強く、幼い頃にあったそばかすなら、思春期を過ぎる頃には消える可能性が高いということです。
しかしそれでも紫外線には注意が必要です!
病院治療やレーザー治療に頼らず、そばかすを自分の力だけで「消す」のは、かなり困難です。
ですが「目立たなくする」「隠す」または、「防ぐ」ことは十分にできますよ!
まずは、肌にとって良いとされることを取り入れて、生活環境を整えてみましょう!
そばかすを目立たなくするだけなら良いアイテムがたくさん出回っていますので、それらのアイテムを使えば、普段のメイクでバッチリ隠れます!
また、当然ながら肌を清潔にすることも忘れてはいけませんね!
洗顔石鹸はきちんと「選ぶこと」をおすすめします!
少しのそばかすならチャームポイントになりますが、悩むほどのそばかすは辛いものです。
この記事が少しでもそばかすで悩む女性の助けになれれば嬉しいです!