年に一度の女の子のお祭りである、ひな祭り。
初節句を迎える女の子がいらっしゃるお家では、特にお祝いに力が入るのではないでしょうか?
そんなお祝いに欠かせないのが、雛人形ですよね!
せっかく力を入れたいお祝いですから、ここは一工夫しておしゃれな飾り方にチャレンジしてみませんか?
今回はそんなチャレンジに向けて、雛人形のおしゃれな飾り方と忙しくて時間が無い方に向けての簡単な雛人形の飾り方も紹介していきたいと思います!
☆各人形や菱餅などの意味も紹介しています!
雛人形の飾り方に個性は出る?
雛人形は、昔から色々な種類が販売されており、その分飾り方にはいくつか種類があります。
一般的な飾り方として、以下の3種類を紹介いたします!
最上段の男女一対の人形である、内裏雛のみの「親王飾り」
内裏雛と三人官女が揃った「五人飾り」
人形が15人揃った段飾りである「七段飾り」
このように一般的な飾り方だけでも違いがあり、個性が生まれます!
ですが、個性を出すだけではなく、共通した飾り付けの注意点もあります。
内裏雛の左右の位置
まず飾り付けの時によくある悩みとして、内裏雛の左右の位置です。
実はこの左右は、関東雛と京雛によって変わってしまいます。
一般的な飾り方として知られているのは、関東雛の方で、向かって左に男雛、右に女雛を飾る方法。
京雛はその逆になりますので、地域によって注意が必要です。
随身の左右の位置
次に、随身の飾り方も左右で悩まれる方が多いようで、右大臣・左大臣どっち?となった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一般的に、随身は髭の長いおじいさんと若者のペアとなっており、髭の長いおじいさんが左大臣、若者が右大臣です。
しかし、
「じゃあ、おじいさんが左側で、若者を右側に飾れば良いのね!」
なんて勘違いしてはいけません!
実は、右大臣・左大臣の位置は、男雛の目線から見ての左右でなくてはいけません。
ですので、向かって左に右大臣、右に左大臣を飾る必要があります。
なかなか複雑ではありますが、以上のように正しい飾り方に注意しつつ、個性的な飾り方にチャレンジしてみて下さいね!
簡単な雛人形の飾り方!
いよいよ、この章から雛人形の飾り方を紹介いたします!
まずは、忙しく雛人形を飾る時間が無い方へ向けて、簡単な雛人形の飾り方からです。
つるし雛
前章で、雛人形の飾り方にはいくつか種類があると紹介いたしましたが、その中でも、飾るのが簡単な雛人形が「つるし雛」です。
このつるし雛の風習は全国でも珍しく、耳にしたことが無い方もいらっしゃるかと思いますが、起源は江戸時代末期ではないかと考えられている、長い歴史がある雛人形です。
飾る方法としては、基本は完成されているものをタイプ別の場所に設置するだけで簡単です!
以下に、つるし雛のタイプをいくつか紹介いたします。
定番の「吊るすタイプ」
色々な場所に置ける「台付きタイプ」
ベビーベットの近くに飾れる「ミニ飾りタイプ」
このようにさまざまな種類があるため、飾る場所に迷うご家庭やお子さんが雛人形にいたずらしてしまう心配がある親御さんにもおすすめです!
おしゃれな雛人形の飾り方
次に、おしゃれな雛人形の飾り方です!
ここでは、雛人形の周辺に一工夫加えることで、おしゃれに飾り付ける方法を紹介いたします!
花などを活ける
雛人形のサイドに、桃の花などを活ければ雰囲気はバッチリです!
飾る雛人形の種類によっては、コップや升などを花瓶替わりにしてもおしゃれではないでしょうか?
食事のテーブルにも、同じお花を活ければお雛様とお揃いでお祝いが出来ますよ!
ウォールステッカーを貼る
ウォールステッカー 60×60cm シール式 ひな祭り 桃の花
最近ではウォールステッカーを貼って、壁に背景を作り出す方法もあります。
ひな祭りらしいウォールステッカーも多く売り出されているため、お子さんと一緒に選んで貼り付ければ準備の段階から楽しめるのではないでしょうか?
まとめ
最後に、雛人形のおしゃれな飾り方について簡単にまとめてみました!
- 正しい飾り方に注意しつつ、個性を出す。
- 簡単な飾り方には「つるし雛」がおすすめ。
- おしゃれに飾るのであれば、雛人形の周辺に一工夫を。
お正月・節分・ひな祭りと、1年の前半はイベント続きになり目まぐるしいかもしれませんが、雛人形を正しく飾り付けた上でおしゃれ出来れば、お子さんは喜んでくれることかと思います!
ここはひと踏ん張りで、素敵なひな祭りに出来るようチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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