せっかくの結婚式の日に雨。
結婚式といえば、人生において大きなイベントの1つでもあるので、凄くショックですよね。
しかし、雨だからといって落ち込む必要はありませんよ!
「結婚式に雨が降ると縁起が良い」というジンクスがあるのはご存知でしたか?
今回は雨の日の結婚式のジンクスと、雨が降った場合の注意点を紹介していきたいと思います!
結婚式に雨が降ると縁起が良い?
結婚式の日程は大体1年前、遅くても半年くらい前には決めているかと思います。
天気はどうしても運頼みになってしまうので、こればかりは自分ではどうしようもないですよね。
しかし、「雨の日の花嫁は幸せになる」という言い伝えがあるのはご存知でしょうか?
これは日本だけでなく、海外でも有名な言い伝え。
欧米では、むしろ雨の日の結婚式は喜ばれるのです!
日本においても、雨は「恵みの雨」や「雨降って地固まる」など、良い意味で使われます。
雨といえば、どんよりとした暗いイメージを持ってしまいがちですが「安定」や「恵み」の象徴でもあります。
結婚式と雨に関するジンクス
それでは、具体的にはどのようなジンクスがあるのでしょうか?
日本を始めとし、様々な国の「雨」と「結婚式」に関するジンクスを調べてみました!
日本
「幸せが降り込んでくる」
これは、雨が降り込むから転じて「幸せが降り込む」となったもので、歌舞伎の世界でよく言われています。
歌舞伎座開場の記念パレードが雨の日だった時、お客様が降り込んで来る縁起のいい門出と表現されていました。
後に、「結婚式の雨も幸せが降り込む」とし、縁起が良いと言われる所以となります。
フランス
「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」
フランスに伝わることわざで、「これから2人が流す涙を神様が代わりに流してくれる」という意味を持ちます。
そして、その雨に天使を乗せて2人に贈っているとも言われています。
中国
「雨龍は縁起がいい」
雨龍とは、雨を司る龍のこと。
神様が恵みを授けたという証に、雨を降らせると言われています。
昔の中国では、結婚式で雨乞いの儀式までしていたそうです。
イタリア
「雨に濡れた花嫁は幸せになれる」
イタリアでは昔から、雨は豊穣のシンボルと言われています。
その雨に濡れた花嫁も、一生幸せになると信じられています。
このように、雨は縁起が良いとされるジンクスは世界中にあります。
雨が降ることで幸せが降り込み、神様が祝福してくれるなんてとても素敵ですよね!
雨が降ってしまった場合の注意(花嫁側)
「雨の日の結婚式は縁起が良い」とはいえ、実際に雨が降ったとなると、何かと注意しなければならない点があります。
まずは「花嫁側」の注意点を紹介!
雨が降ってしまうと、ジメジメと湿気が気になりますよね。
そういった場合には、予めハンカチや汗対策用グッズを用意しておくと便利です。
式場は空調が効いていても、バタバタして汗をかきやすくなるので、必須アイテムと言えます。
なんといっても雨だから結婚式が台無しなんて落ち込んでいないで、雨でも祝福しに来てくれている参列者には感謝して、雨の日に結婚式を挙げられるなんて幸せだと、ポジティブ思考になりましょう!
そしてこだわるべきは「演出」
6月に結婚式をするなど、ある程度雨が予想できる場合は、雨の日だからこそできる演出を考えるのもいいかもしれません。
例えば、おしゃれな傘をさしてウエディングフォト撮影はいかかでしょうか?なんだか幻想的だと感じませんか?
他にも、てるてる坊主やカエルなどレイングッズを、ウエルカムスペースに飾ってみるのも可愛らしくて素敵ですね!
雨が降ってしまった場合の注意(参加者側)
雨の日でせっかくの服や靴が濡れてしまったり、メイクが崩れてしまっては台無しです。
式場にゲスト用の着替え室がある場合は、会場で着替えるのが良いでしょう。
また、メイクルームがあるのかという点を事前に確認しておくのも良いですね。
ヘアスタイルは湿気で広がったり、ベタベタしたりという不快さを無くすためにも、アップスタイルにするのがお勧めです。
崩れを防止するために、セットは念入りにしておきましょう。
そして、大きめのタオルやハンカチを持っていくと、非常に便利です。
少し荷物になってしまうかもしれませんが、会場について慌ててしまうよりかはスムーズに行動ができます。
最後に、雨の日の電車の遅れや交通渋滞も考えられるので、早めに到着するように心掛けて行動しましょう!
まとめ
結婚式の日は晴れますようにと、願う花嫁さんは多いと思います。
しかし当日に雨が降っても落ち込む必要はなく、むしろ雨が降る結婚式は「恵みの雨」「幸せが降り込む」など、とても縁起が良いのです!
様々な国でも「縁起が良い」というジンクスが有名なので、自信を持って式当日を楽しみましょう!
花嫁さんが大切な人たちに囲まれて、幸せいっぱいの素敵な一日を過ごせますように!