母の日に贈るお花といえば、真っ先に思い浮かぶのが「赤いカーネーション」ではないでしょうか?
この定番のカーネーションの他にも、母の日におすすめの花があることをご存知ですか?
毎年贈っているカーネーションにマンネリを感じたら、思い切って別のお花を渡してみるのも良いかもしれませんね♪
今回の記事では、カーネーション以外に渡しても良いお花やNGなお花について紹介していきたいと思います!
また、母の日に贈りたいおすすめのお花も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
カーネーション以外の花も渡して良いの?
母の日に渡すお花の王道はやっぱりカーネーション!
5月の第2日曜日は「母の日」と制定されています。
カーネーション以外のお花を紹介する前に、まずは母の日の起源を読んでみることをおすすめします!
母の日の起源には諸説ありますが、以下のような説が最もよく知られています。
母の日の起源
1907年5月、アメリカ・フィラデルフィアにある教会で、アンナ・ジャービスという女性が「自分の亡き母を追悼(ついとう)したい」という想いから、教会参列者にカーネーションを配りました。
その後、この話が感動とともにアメリカ各地に広がり、1910年にはウェストバージニア州の知事が「5月第2日曜日は母の日とする」と宣言しました。
さらに1914年には【5月の第2日曜日】を正式に「母の日」として、アメリカの議会が制定したのです。
日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治末期頃で、1915年(大正4年)には各地の教会でお祝いの行事が催されるようになり、母の日は徐々に民間へと広まっていきました。
カーネーションの花言葉は「女性の愛」ですが、特に”赤い”カーネーションには「母の愛」という意味もあるのです。
母の日のプレゼントにカーネーションが欠かせない花だという事が納得できますよね!
ちなみに近年ではカーネーションの色のバリエーションも増えており、母の日に贈るカーネーションは赤でなくても良いという考えが広がっています。
〜カーネーションの色別花言葉〜
- 赤:情熱、愛情
- 青:永遠の幸福
- ピンク:感謝、暖かい心、上品
- オレンジ:純粋な愛、熱愛
- 黄色:友情、美、嫉妬
- 紫:誇り、気品
カーネーション以外の花を渡しても大丈夫?
さて、それでは本題ですね。
母の日といえばカーネーションですが、「ありきたりになるのは嫌だ」「毎年同じだと飽きてしまう」と思ってしまうもの。
母の日にお母さんに贈る花に決まりはなく、もちろんカーネーション以外のお花をプレゼントしても問題ありません!
花言葉の意味を踏まえたり、お母さんの好みやなかなか見かけない珍しいタイプなど、楽しみながら母の日に贈るお花を選んでみてください。
次の章からはカーネーション以外の母の日の贈り物として人気の高いお花をいくつか紹介します!
母の日におすすめの花まとめ!
それでは母の日におすすめするカーネーション以外のお花の種類を紹介していきます!
アジサイ
花言葉:辛抱強い愛情、元気な女性
アジサイは、母の日ギフトとしてお店で用意されていることも多いですね!
アジサイの開花時期は5~7月頃で、梅雨や初夏の風物詩として愛されてきました。
白・紫・青・ピンクなど様々な色があり、花ではなく「萼(がく)」にその色が現れる事が特徴的です。
酸性寄りだと青く、アルカリ性寄りだと赤みが強くなるなど、土の酸性度(pH)によって花の色が変化することから、「七変化」と呼ばれる事も。
ただしアジサイは毒性で動物や人間などが摂食すると中毒を起こす事があるので要注意です!
蘭
母の日 花 ギフト 鉢植え 胡蝶蘭 ミディ〜中大輪 2本立 20〜24輪以上
花言葉:優雅な女性、美人
ラン科の種は総称して「蘭(ラン)」と呼ばれています。
日本には230種、そして世界には15,000種も存在し、現在でも栽培・品種改良が進められているお花です。
コチョウランやカトレアなど熱帯産で鮮明な色が特徴の「洋蘭」と、寒蘭や春蘭など温帯産で緑色系の花が咲く「東洋蘭」があります。
母の日ギフトのお花としてはかなり豪華な見た目になりますね!
バラ
花言葉:赤-情熱、ピンク-上品、白-純潔、青-奇跡、オレンジ-無邪気
2万種を超えると言われるバラには、春~初夏が旬の「春バラ」と、秋が旬の「秋バラ」があります。
特に春バラは大きさ・色ともに1年を通して最も見頃を迎えるバラとされています。
年に一度だけ花を咲かす「一季咲き」、真冬以外くり返し咲かす「四季咲き」、そして外れた季節に数輪の花を咲かす「返り咲き」の3つに咲き方が分類されます。
薔薇の香りが好きという女性は多いですね!
お花そのものでなく、薔薇をモチーフにしたアクセサリーや香水などもおすすめです♪
ベゴニア
花言葉:幸福な日々、親切、丁寧
シュウカイドウ科とシュウカイドウ属に含まれる植物を総称して「ベゴニア」と呼びます。
原種のみでも、熱帯地域を中心として1,500種以上もの品種が分布していると言われています。
花の色だけではなく、葉っぱや色や形にも、とても豊富なバリエーションがあることで有名です。
鮮やかな色合いの花を咲かせますので、ギフトとして優秀ですね!
クレマチス(鉄仙)
花言葉:美しい心、高潔、旅人の喜び
キンポウゲ科のツル植物で、青・紫・赤・白など単色タイプから他色が混合したタイプまでなどさまざまです。
花形はほとんどが一重ですが、成育環境や開花時期等により八重や半八重になることも。
現在は国内でも新品種が多く作られているため、花形・色ともにバリエーションが多く、春~晩秋にわたってその美しさを楽しめるようになりました。
大きな花なので、存在感はバッチリですね!
渡してはいけない花はある?
では、逆に母の日の贈り物としてふさわしくないお花はあるのでしょうか?
※以下の話は「母の日の起源」で紹介したお話の余談になります。
母親を亡くしたアンナが、亡き母を追悼するため協会で出席者に配ったカーネーションの色は、母が好きだったという”白色”でした。
これにより、当初は母親が健在な人は赤いカーネーションを母親が亡くなっている人は白いカーネーションを自分の胸に飾るようにしていたと言われています。
今ではカーネーションの色を気にする人は少なくなったものの、白いカーネーションを贈って受取側がショックを受けたという失敗談もあるので、白色のカーネーションは送らないようにすると良いですね!
また、その他にも花言葉が悪い意味のお花などを渡してしまわないように気をつけましょう!
店先で選ぶ場合、店員さんにおすすめを聞いて母の日に渡しても問題無いお花を確実に選ぶのも手です。
まとめ
いかがでしたか?意外とカーネーション以外でも渡せそうなお花がたくさんありましたね!
5月の第2日曜日は母の日。
一年に一度の母の日には、普段なかなか口に出せない感謝の気持ちを花に託して素直に伝えてみてくださいね♪
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