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犬のカラーリング(毛染め)は危険?安全で正しいやり方とは?

犬、寝る、昼寝

街中を歩いていると、犬を散歩している方を多く目にするかと思います。

その中でたまに二度見をしてしまう犬を見かける事もあったりしませんか?

 

背中にハートのマークのカラーリングを施している犬や、耳の所だけ毛色と違う色でカラーリングを施されている犬など…

一見可愛らしいのですが、これって犬にとっては大丈夫なのでしょうか?

 

また、実際犬を飼っていて「カラーリングしてみたいけど、本当に安全なのかな?」といった疑問を抱いている方もいるかもしれませんね。

 

今回は犬のカラーリング(毛染め)の安全性や、正しいやり方を紹介していきたいと思います!

犬のカラーリング(毛染め)とは?

ビビットカラー

犬のカラーリングは、犬のショップのショーから始まりました。

自分の店舗のカット技術や犬にカラーリングすることで、審査員や観客の目を引く事が当初の目的だったんですね。

そのショーなどで見せた技術を応用して、カラーリングをしているお店もあります。

 

ですが、やはり気になるのが犬にかかる負担です。

カラーリングは犬の皮膚に影響を及ぼさないのか?ということが一番気がかりでしょう。

 

犬用のカラーリングは人間用の物とは違って、刺激が無いように作られています。

また、染めた部分の毛のダメージを心配する方も多いようですが、実は気にするほど毛は痛まないようになっています。

 

犬のカラーリングはワンポイントから全身までする事ができることもあって、飼い主の想いのままと言う印象を受けますが、犬の方も嫌では無ければカラーリングしている時もじっとしている事が多いです。

薬剤が毛に浸透するまでに5~15分かかるので、その間に爪を切ったり耳の掃除をしたりなど、犬の気を別に向けて、カラーリングを行うといった工夫もされています。

カラーリングのメリットとデメリット

犬

そもそも「犬をカラーリングするメリットやデメリット」は何でしょうか?

 

カラーリングのメリット

  • 老犬の場合、見た目を若返させることができる
  • 犬種の個性を強調できる
  • 被毛のトリートメント効果があって毛がサラサラになる
  • 他の人からも可愛がられる
  • 目立たせることができる

主に「見た目」がメリットとして挙げられます。

カラーリング剤によってはトリートメント効果がある薬剤もあり、毛がバサバサになるどころかサラサラになる場合もあります。

 

カラーリングのデメリット

  • カラーリング剤の中には発がん性物質が含まれる製品もある
  • アレルギー反応による、皮膚疾患や呼吸困難の恐れがある
  • カラーリングのわずかな臭いに反応してストレスに陥る事がある
  • カラーリングによって皮膚の保湿が失われてしまう可能性がある
  • 犬のカラーリングを良く思わない人から誹謗中傷を受ける事がある

犬の健康面」が主にデメリットとして挙げられます。

薬剤は犬の健康面に配慮していることはもちろんですが、やはり犬によっては悪影響が出る場合もあります。

 

総括

メリット・デメリットをいくつか紹介しましたが、確実に言えることはメリットは確実の飼い主目線での物が多くなっています。

カラーリングのメリットで「毒性が少ない・化学物質を使用していない」などと書かれていますが、これはどう考えても犬に対してのメリットではありません。

犬にとってのメリットではなく、商品のメリットですから、そういった点は間違えない方が良いですね。

 

デメリットは毒性が少ない物や刺激性が少ないカラーリング剤を使用していれば問題ないと思われるかもしれませんが、基本的には犬は「皮膚病にかかりやすい動物」である事を理解しておいた方が良いでしょう。

安全で正しいやり方まとめ!

犬、女性

では、犬のカラーリングを正しく安全に行う場合はどのようにしたら良いのでしょうか?

本来はトリミングをした後にカラーリングを行うのが一般的ですから、いっぺんに済ませたい方にはペットショップでお願いするのが一番良いでしょう。

 

ですが、中には自分の愛犬は自分でカラーリングしたい!と言う方もいますよね。

以下、簡単な流れではありますが、カラーリングの方法になります。

 

  1. 染めたくない部分をプロテクトする溶剤を被毛に塗り込む
  2. ボウルなどに染料を取り分けて、筆で足先を塗る
  3. 塗り終わったらビニールで足先をくるむ(輪ゴムは締めすぎないように!)
  4. 腰の部分やシッポ部分にも筆で塗ってから、ムラをなくすために手でもみ込む
  5. 塗布した周りにアルミ箔をまいて、クリップで留める
  6. 耳や頭の部分をカラーリングする場合も腰やシッポと同じように塗り込む(耳や目に入らないように注意!)
  7. アルミ箔でまいてクリップで留める
  8. 10分~15分程度放置する
  9. 色落ちがなくなるまで良く洗う(洗っているとある程度カラーリングが落ちます)
  10. ドライヤーで乾かしながらブラッシングして完成!

 

自分で安全に行う場合には、カラーリングしている最中に犬が舐めたりしないように注意しましょう!

1人で行うより複数人の方が作業は安心してできますので、なるべく家族や知り合いなどの頼んで手伝ってもらうことをおすすめします。

 

まとめ

犬のカラーリングについて紹介してきました。

  • カラーリングはショップの技術を見せるために行われている場合が多い
  • カラーリングのメリットは「犬の見た目」「周りから可愛がられる」など、飼い主目線の物が多い
  • 使うカラーリング剤によっては皮膚疾患やアレルギーを引き起こす可能性がある

 

犬のカラーリングには賛否両論あるので、一概には何とも言えないのが現状です。

犬への愛情表現と言う方もいれば、虐待と捉える方もいます。

海外では粗悪品名染料によって死亡する犬も多く、カラーリングをするならなるべく安全な薬剤の見極めや、カラーリングを行う方法(ショップか自分でするなど)をしっかりと考える必要があります。

 

カラーリングする際はショップや薬剤のメーカーなどに責任を丸投げしたりせず、メリットとデメリットを知った上で「自己責任で行う事」と理解しておきましょう!

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