生理前にイライラが止まらず、彼氏に八つ当たりしてしまってから後悔していませんか?
実際、いつもなら我慢できることでも、生理前になると我慢できないという方はかなり多いのです。
しかし、生理前のイライラはあなたのせいではありません。
原因を理解して、しっかり対応していくことで症状が軽くなることがあります。
一時的なイライラで彼氏に八つ当たりしたり、喧嘩に発展させたりなんてしたくないですよね。
今回は生理前のイライラの解消方法や、生理前の彼氏との上手な付き合い方を紹介していきたいと思います!
生理前にイライラする理由
生理前にイライラしてしまう原因は、一言で言うとホルモンバランスの乱れのせいです。
生理前、特に排卵後の黄体期と呼ばれる時期はエストロゲンというホルモンが減り、プロゲストロンというホルモンの分泌が多くなります。
その分、精神安定剤のような役割のあるセロトニンの分泌が減ってしまいます。
一言で説明すると、体をめぐる精神安定剤が少なくなるので、いつもは我慢できることも我慢できなくなってしまうのです。
生理前にイライラする、腹痛や頭痛などで体調が悪くなる現象をPMS(月経前症候群)と言います。
学校などの保健の授業で聞いたことがあるのではないでしょうか?
PMSの現象は人それぞれで、すごくお腹がすくとか、やたらと眠くなるという症状の人もいます。
生理が始まって2~3日すると症状がよくなる人がほとんどですが、毎月のことなので悩んでいる方も多いと思います。
しかも生理のせいでイライラしているなんて男性は経験しないので、彼氏にはなかなか理解してもらいにくいですよね。
生理前の体や心の不調を避けるために、自分でできることはやってみましょう!
次の章では生理前のストレスを溜めない方法を紹介しています。
生理前のストレスをためない方法
まず、生理前のストレスをためない方法を大きく分けて3つ紹介します!
食べ物に気をつける
1つ目は食べ物に気をつけることです。
精神安定剤の役割のセロトニンを減らさないような食事をとるように心がけましょう!
セロトニンを作る材料になるのが、肉や大豆、さらに乳製品や果物などです。
特に大豆にはイソフラボンが多く含まれています。
イソフラボンには生理前に減少してしまうエストロゲンと似た効果があるので、生理前にはぜひ摂取して頂きたいですね!
適度な運動をする
2つ目は適度な運動をしましょう!
有酸素運動がPMSの症状を和らげると言われています。
軽いランニングでもいいですし、お散歩でもなんでもいいので、少し体を動かしてみましょう!
運動が苦手な方はストレッチでもいいので、血行を良くするように心がけてみてください。
上記の動画は自律神経を整えるヨガの動画になります。
リラックスや安眠効果もありますので、ぜひお試しください!
ストレス発散をしておく
そして3つ目はできるだけストレス発散しておくということです。
何でもいいので、生理前に好きなことをしてストレス発散しておくことをおすすめします!
料理が好きな人はおいしいものを作って食べるとか、彼氏に振る舞ってもいいですね。
体を動かすのが好きな人は、運動はPMSを楽にしてくれるのでとてもおすすめです♪
カラオケなどもストレス発散できます。
それからショッピング、お酒を飲む、映画を見て思いっきり泣くのもいいと思います。
とにかく生理前だからこそ頼んで忘れてやろう!という気持ちでストレスを溜めないことが大切です!
彼氏に八つ当たりをしない方法は?
彼氏と同棲していたり、普段彼氏と関わる機会が多い場合はつい彼氏に八つ当たりしてしまうことがあると思います。
先程も紹介した通り、生理前独特のイライラは女性に限定されるため、男性に説明しても理解をしてもらえないことも多いはず。
八つ当たりをしない方法として、5つの対処法を紹介します!
自分が当てはまるものや、これならできそう!というものを試してみてくださいね。
イライラの理由を知る
イライラするにしても、何もしていない・何も起こっていない状態で彼氏に八つ当たりすることはないはずです。
そういう場合、まずは冷静にイライラの元を探してみましょう!
例えば彼氏関連のイライラの元だと、
- 彼氏の反応がどことなく冷たかった
- 彼氏がずっとスマホをいじっていた
- デートの約束が彼氏の都合で無くなってしまった
- PMSの症状で辛かったのに気にかけてくれなかった
- 日頃から彼氏に対して何らかの不満を抱いているのがPMSを機に爆発しそうだから
などなど…彼氏に八つ当たりしそうな場合、「なぜ八つ当たりしそうになったのか」を知ってみるのも、ストレス解消の手助けになります。
また、上記一番最後の「日頃から彼氏に対して何らかの不満を抱いているのがPMSを機に爆発しそうだから」というのは無自覚ながらも一番多いケースです。
イライラした状態で伝えると確実に喧嘩になってしまうため、「どういうところにイライラしたのか」をメモしておき、PMSが落ち着いた頃にそれとなく指摘してみても良いですね。
そして、八つ当たりしそうだとなんとなくでも予想できる場合は、予め彼氏に「今ちょっと調子悪いから」と一言先に伝えておくのも手ですね。
サプリメントを使ってみる
冷静に行動したり判断が出来ない場合はサプリメントを使ってみるのも良いですね!
サプリメントは誰でも簡単に取り入れることができるので、病院に行く前にとりあえず試すことができるのがメリットです。
おすすめのサプリメントは「チェストベリー」「γ(ガンマ)リノレン酸」「ピクノジェノール」などです。
ピクノジェノール(バイオフラボノイド 300mg配合) 30mg 150粒
今紹介した3つはあまり知らない方も多いかもしれませんが、どれもPMSの症状を緩和してくれる働きがあります!
特にチェストベリーはPMSの市販薬にも含まれている成分なので、試してみる価値は十分にあるでしょう!
他にも先ほど紹介した「イソフラボン」や「鉄・マグネシウム」などの貧血予防に対応できるサプリメントもあるので、自分の症状に合わせていろいろ試してみると良いですね!
購入・使用する際は自身の健康状態をよく確認し、日頃服用している薬との飲み合わせを調べましょう!
不安な場合はかかりつけの病院に行って、飲んでみても大丈夫か確認してみましょう!
漢方薬を飲んで見る
「サプリはちょっと…」という抵抗がある方は漢方薬を試してみても良いかもしれませんね!
漢方薬は希望すれば医療機関で処方してもらえますし、調剤薬局などで薬剤師に相談して購入することもできます。
ですが漢方薬はとっても奥が深いので、どの薬が自分の症状に合っているのか、よく医師や薬剤師に相談する必要があります。
そして漢方薬は時間をかけて体質を改善していくものなので、効果を実感できるまで1ヶ月~3ヶ月ほどかかることがあります。
効果を感じないからとすぐに飲むのをやめてしまったら、飲んでいた期間が無駄になってしまうので、一度飲み始めたら根気強く続けてみることも大切です。
産婦人科に行ってみる
サプリも漢方薬も効果が感じられなかった人は、思い切って産婦人科に行きましょう!
産婦人科に行くとPMSや生理中の様々な症状を改善できる「低用量ピル」を処方してもらえますし、万が一PMS以外の原因があった時にも診てもらえます。
PMSかと思っていたら全然別の病気だったということもあるので、どうしても治らないときは病院に行くことをおすすめします。
☆低用量ピルについて
「低用量ピル」には女性ホルモンが含まれていて、排卵しないようにする効果があります。
排卵しないので、飲み始めてすぐにPMSが楽になったと感じる人が多いようです。
副作用はつわりのような胸焼けや吐き気を催すことがありますが、大体は2ヶ月ほどで収まります。
低用量ピルといっても複数種類がありますので、合わないなと思ったら別の種類を試してみたいと相談してみましょう!
また、ごくまれに血栓をおこしてしまうことがあるので、医師の指示の元で服用することが大切です。
心療内科に相談してみる
最後は心療内科に相談してみることです。
最初は抵抗があるかもしれませんが、どうしてもモヤモヤが晴れなかったり、精神的に疲れてしまった場合などは思いつめる前に相談するべきです。
病院によってはカウンセリングや薬(漢方薬含む)の処方もあります。
まとめ
生理前のイライラを無くす方法について紹介しました。
生理前のイライラはホルモンバランスの乱れからくるもので、何もしていなければ防ぎようがありません。
彼氏に八つ当たりしないで済むように、特に生理前は生活習慣の改善やストレスの解消を心がけてみてください。。
それでもダメならサプリ、漢方薬やお医者さんを頼って少しずつでも症状を改善していきましょう!
彼氏のためにも、自分でも抑えきれないイライラを少しでも軽減したい方はぜひ試してみてくださいね。