近年、「DIYウェディング」が注目を集め、結婚式を挙げたカップルの9割近くが、結婚式に関連するアイテムを、手作りしているそうです。
このように人気のある手作りアイテムの中で、多く手掛けられているアイテムの1つが、「招待状」です。
そこで今回は、結婚式の招待状を手作りする方法を、調べてみました。
おすすめのテンプレートも含めて、ピックアップしましたので、興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
招待状を手作りにするのってアリ?
冒頭でもご紹介した通り、招待状を手作りするのは「アリ」です。
むしろ、手作りするアイテムの中で、人気があります。
なぜ、招待状を作ることに、人気があるのかというと、筆者としては、以下の理由からではないかと考えています。
・手作りすることで、結婚式の予算を抑えられる。
・2人の個性、好きなものを盛り込みやすい。
・手作りに自信がなくても、豊富なテンプレートを使うことができる。
以上の理由から、「コスト面」、「オリジナリティ」、「クオリティ」の、3つの心配がある方に、招待状の手作りは、特におすすめしたい方法です。
手作りの招待状のデザイン例
招待状を手作りした場合、どのような仕上がりになるのか?
この章では、結婚式の招待状をDIYした、先輩方の招待状を例としてピックアップしましたので、チェックしていきましょう。
Simple is Best
まずご紹介するのは、テンプレートを屈指した、シンプルな招待状。
パソコンを使用して簡単に作ることができるので、忙しい方や、手作りに自信が無い方にも、おすすめです。
使用されているボタニカルデザインは、シンプルの中に、まさに花を添えた、華やかな雰囲気が結婚式のイメージに合って、素敵ですね。
表紙に2人の写真を添えて
トレーシングペーパーの封筒を利用して、2人の写真が表紙となっている招待状。
プロの方に撮影してもらった、前撮り写真を使うことで、オリジナリティがより溢れるデザインとなっていますね。
全体の色調を、温かみのあるパステルカラーにすることで、写真を引き立たせつつ、幸せを感じる色合いに、ほっこりする気分になりますね。
シックに大人っぽく
ブラックをメインカラーに、ゴールドを添えた、大人かっこいい招待状。
夜を彷彿とさせる雰囲気は、夕暮れ時から挙式が始まる、ナイトウェディングを挙げる方に、特にぴったりではないでしょうか。
宛名も印刷ではなく、カリグラフィーで手書きされているようで、招待状を受け取った方は、嬉しくなってしまう演出ではないでしょうか。
このように、素敵なデザインの招待状は、素人でも作れることが分かりました。
しかし、手の込んだ招待状が、本当に自分たちで作れるのか、少し心配になってしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。
そのような方に向けて、次章では、無料で使えるテンプレートをご紹介いたします。
無料のテンプレートまとめ
自分たちで招待状を作れることは分かったけれども、実際に作ることができるか自信が無い方へ、この章では、招待状のテンプレートをご紹介したいと思います。
無料で使えるテンプレートを取り揃えている、『Mikiseabo』から、3種類をピックアップしてみました。
デルフィニウムのリースの招待状
https://www.mikiseabo.com/free_wedding_invitation/ut-derfinium.html
パンジー、デルフィニウム、あじさい、ラナンキュラスの4種類のお花がリースとなって描かれている、華やかな招待状です。
色味はアンティーク調となっており、落ち着いた印象から使い勝手の良さが分かります。
大人可愛い黒花柄の招待状
https://www.mikiseabo.com/free_wedding_invitation/black-floral.html
黒を基調としたシックなデザインですが、花柄が添えられていることで、結婚式らしい華やかなイメージとなっている招待状です。
結婚式の招待状は、可愛らしい印象のデザインが多い中で、このようなシックなデザインが無料で使えるのは、貴重ではないでしょうか。
おしゃれな薔薇とリボンの招待状
https://www.mikiseabo.com/free_wedding_invitation/rose-ribbon.html
ピンクが好きな方には、ぜひおすすめしたい、薔薇とリボンの招待状。
「ピンクを基調とした薔薇」、「アンティーク風のリボン」、「結婚指輪」がモチーフとして、全面に表現されているデザインは、印象に残る華やかさがあります。
手作り招待状の作り方
いよいよ、実際に招待状作りにチャレンジするため、この章では、2つの動画を参考として、ご紹介したいと思います。
1から手作成、基本となる招待状の作り方
まずは、1から作る基本の招待状から、ご紹介いたします。
準備するもの
・グルーガン(シーリングスタンプ専用グルーを入れたもの)
・はさみ
・パンチング
・レースペーパー(直径15cm)
・クリアファイル
・両面テープ
・シーリングスタンプ
・麻ひも(20cm)
・封筒(11cm×16cm)と招待状(10cm×15cm)
※必要であればA4クラフト紙にプリントした、タグメッセージ
作り方
招待状の準備
① レースペーパーを半分に折り、中央の折り目近く4カ所に両面テープを貼り、招待状に接着する。
② タグを用意している場合は、パンチでタグに1つ穴を開けて、麻ひもに通す。
③ 麻ひもで、カードを包んでから、リボンを作りカットする。
封筒の準備
① レースペーパーを封筒の裏面に1/3が乗る程度に重ねて、角に合わせてはさみでカットする。
② 小さくカットした両面テープを封筒のふた部分に3カ所貼り、カットしたレースペーパーを接着して、カードを封入する。
③ クリアファイルの上に、グルーガンで専用グルーを500円玉くらいの大きさに垂らし、シーリングスタンプを押して、2分間放置。
④ 割れないように気を付けながらシーリングスタンプをクリアファイルから剥がす。
⑤ シーリングスタンプと同じ大きさにカットした両面テープを、作成したスタンプの裏に貼り付けてから封緘する。
自信が無い方でも素敵に作れる、テンプレートを使った招待状の作り方
次に、「無料のテンプレートまとめ」の章でご紹介した、『Mikiseabo』のテンプレートを使った、招待状の作り方動画です。
準備するもの
・カッター
・カッター台
・のりor両面テープ
・定規
・トレーシングペーパーの封筒
・返信はがき
・結婚式会場の案内カード
※返信はがきと、結婚式会場の案内カードも無料のテンプレートがあります。
【返信はがき無料テンプレート】
https://www.mikiseabo.com/free_henshinhagaki/
【結婚式会場の案内カード無料テンプレート】
https://www.mikiseabo.com/free_access/
作り方
① テンプレートを印刷する。※フチなし印刷がおすすめ。
② 四隅の余白を、切り取る。
③ 真ん中から横半分に折ってから、さらに縦半分に折る。
④ 裏面の白紙部分を、のり又は両面テープで貼り付ける。
⑤ 用意した、返信はがきと、会場の案内カードを、招待状に挟み込む。
⑥ トレーシングペーパーの封筒に、⑤を封入封緘して完成。
※封緘にシーリングスタンプを使う場合は、上記の「基本となる招待状の作り方」で紹介している方法が、おすすめです。
まとめ
最後に、手作り結婚式の招待状について、簡単にまとめてみました。
・招待状の手作りは、「コスト面」、「オリジナリティ」、「クオリティ」が気になる方に、おすすめ。
・インスタグラムやTwitterで、手作りした先輩方の招待状を、参考にできる。
・手作りが苦手でも、忙しくても、「テンプレート」を使えば、簡単に作れる。
結婚式の招待状を手作りすることは、器用な人や、センスのある人しかできないことではないようです。
不器用だから、忙しいからと諦めるよりも、自分たちが納得する、素敵な招待状作りに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。