夫婦生活をしていると頻度は人それぞれですが、少なからず「夫婦喧嘩」というものがあるものです。
夫婦喧嘩は、夫婦の期間が長くとも短くとも付き合いの長さに関係なく起こるものですよね。
仲が悪いから起こるというものでもなく、仲が良いから全く起こらないというものでもありません。
夫婦喧嘩は夫婦生活を続けていく上で切っても切れない人生のイベントです。
ただし、長引かせると夫婦生活に大きな亀裂が入ってしまうことも…
今回はそんな夫婦生活のイベントのひとつである夫婦喧嘩の仲直りの方法について紹介していきたいと思います!
夫婦喧嘩はなぜ起こる?
まず始めに私から言わせれば、夫婦喧嘩は必ず起こりますし夫婦生活を続けていく上で必ず必要なものだと考えています。
全ての人には当てはまらないとは思いますが、この章では少し私個人の夫婦喧嘩に対する考えを紹介したいと思います!
お互いの違いに気付いた時
元々は全くの赤の他人の二人が縁があって一緒になったというものが結婚です。
どこまでいっても、夫婦とは結局は他人なのです。
なので、当然考えや意見の違いが発生しても何らおかしなことではありません。
この世に全く一緒の人間は存在しませんし、全てが同じ考えや感性を持ったもの同士の夫婦はとても数が少ないと思います。
そんな中で夫婦生活をしていると、常に一緒にいることでの日常生活のささいなことや出産や育児に、ライフプランなど何か考えが合わない時に喧嘩になることがあるでしょう。
でもそれは、夫婦生活を続けていく上でとても重要なことで相手のことをまた知ることができるチャンスなんです。
喧嘩後は喧嘩が始まった時には熱くなっているためにそうは感じないとは思いますが、落ち着いて考えた時に相手の考え方の違いなど相手のことをまたひとつ理解できているはずです。
尊重する気持ちが薄れていることに気付いた時
夫婦生活を続けているうちに、少しずつ相手への思いやりの気持ちが薄らいでいくことがあります。
夫婦でいるのに相手の気持ちを考えることなく自分本位での考えや行動を起こしてしまったり、いつの間にか夫婦生活の全てのことが当たり前のように感じてしまい、相手への感謝や気遣いを忘れてしまった時に喧嘩になることがあるでしょう。
この場合の夫婦喧嘩では、そういったなかなか気づかない気持ちの変化に気づかされ、改めて相手の大事さを感じられるチャンスなんです。
喧嘩後は夫婦生活でとても大事な『お互いに相手を思いやる』という気持ちを、より一層持てるようになっているはずです。
コミュニケーションが減ったことに気付いた時
夫婦生活をしているとコミュニケーションの重要性を忘れて、ついついないがしろになってしまうことがあります。
その夫婦間のコミュニケーションが少なくなってしまったことで、相手の考えていることが分からなくなり相手のことを理解できなくなった時に喧嘩になることがあるでしょう。
この場合の夫婦喧嘩では、相手の考えていることや悩みなどを知る上で日々のコミュニケーションがいかに大事だったかを改めて理解できるチャンスです。
コミュニケーションをとることは夫婦生活を営む上で必須です。
喧嘩後は夫婦は生活を共にするだけでなく、絆を深める上でささいな日々の会話やスキンシップでのコミュニケーションがいかに大事なのかを再認識できているはずです。
日々の夫婦生活の中で少しずつ変化していくものや、改めて発見することがあります。
そんな時に、ひとつの形として夫婦喧嘩があるのだと思います。
ですので、夫婦喧嘩をネガティブに捉えるのではなく、この先の夫婦生活をより良い方向へ進ませるための良いきっかけと考えるべきだと私は思います。
仲直りの仕方や手段はどんなものがある?
夫婦喧嘩とはどんなものかを解説いたしましたが、最終的には仲直りをしなければ先に進めません。
では、どんな仲直りの仕方や手段があるのでしょうか?
メールやLINEで伝える
仲直りしたくても喧嘩の後に直接相手と面と向かって話したり電話で話すのは、なかなか実行に移せないものです。
そんな時は、メールやLINEを使いましょう!
じっくり伝えたいことを考えることができますし、既読マークがつけば相手があなたのメッセージを読んだことを確認できるので仲直りのきっかけ作りには最適でしょう。
形として残ることで、あとから見返して今回の喧嘩について考えることができる点も良い点です。
直筆の手紙で伝える
メールやLINEで伝える方法と似ていますが、直筆で書くことでメールやLINEと違い手軽さがない分、気持ちがより伝わる方法です。
あなたの字でじっくり考えて書かれた文を読むと、電子的な文面と違いわざわざ手書きで書いたことであなたの気持ちがすごく伝わります。
普段の生活の中のメールやLINEでの連絡とは違い、今ではあまり目にしない手紙ということで逆に新鮮さを感じることができます。
手紙も形として残るので、見返して考えることができる点も良い点です。
共通の時間を作って話し合う
食事に誘って、2人で話せる時間を作ってみましょう!
食事でなくとも、お茶やスイーツを食べるなんてのも良いですね。
食事中に関しては、相手の気持ちや意見を素直に聞けることが多いです。
普通に話し合いの場を設けるのではなく、お互いの好きなものや相手の好きなものを食事しながら話すことで、話し合いが順調に進むでしょう!
こちらから誘うことで、相手に仲直りの意図を感じさせることができるのも良い点です。
いつも通りに相手のことを手伝う
喧嘩した後は、今まで相手のためにしていたことをしたくなくなるものです。
実際に怒っているアピールのために、やらなくなることもあるでしょう。
そんな時のきっかけ作りの方法として、普段通りに相手のことを手助けしたり、いつも以上に手伝ってあげることです!
その行動の変化から相手に仲直りの意図を伝えることができますし、仲直りの方向へと発展しやすくなるでしょう。
スキンシップをとる
喧嘩をすると、とにかくコミュニケーションを遮断することがあります。
そんな時の仲直りの方法として、ハグをすることなどでスキンシップをとりましょう!
直接的に相手に触れることで、仲直りの気持ちを効果的に伝えることができます。
この際には、多くの言葉は必要ないと思います。
ただ一言「ごめん」というだけで、仲直りへと発展することもあるでしょう。
愛を感じることで、仲直りへの第一歩となる方法ですね。
相手を笑わせて雰囲気を一変
喧嘩中の雰囲気は最悪ですよね。
ですが、仲直りしようと思う時期というのは気持ちは仲直りの気持ちなのに、二人の間には気まずい雰囲気がただよっていることが多いのも事実…
そんな時に、思い切って相手を笑わせるようなことをやってみましょう!
結果笑わなくてもOKで、雰囲気が和んだ時に「ごめん」と気持ちを伝えましょう。
こうすることで、次からどうするのかという改善策の話も雰囲気よく話し合えますよ!
ただし、笑って解決できるような問題では無い場合は逆効果です。
ささいなことで喧嘩した場合に使ってみてくださいね。
仲介してもらう
どうしても二人だけでは修復の方向へもっていけない場合は、お互いに信頼できる人に仲介に入ってもらうのもひとつの方法です。
第三者からの意見というのは、喧嘩の際にはとても重要で冷静に喧嘩について考えることができます。
違う角度からの意見で新しい考えが浮かぶこともありますので、自分の考えや行動を見つめ直すには良い方法です。
様々な仲直りの方法を紹介しましたが、仲直りをしておしまいにしないように注意が必要です。
今回の喧嘩を踏まえた上で、次からどうするなどの改善策までしっかり決めておきましょう!
喧嘩を乗り越えるたびに二人の絆が深まっていくような、意味のある夫婦喧嘩にすることが大事です。
仲直りをするコツ!
仲直りの方法を先ほどの章で紹介しましたが、この章では仲直りの際にポイントとなるコツを紹介したいと思います!
聞く耳をもつ姿勢
喧嘩の際には一方的に自分の意見を感情的にぶつけてしまいがちです。
まずは、聞く耳をもつ姿勢で相手の言いたいことを聞くことが大事です。
受け身ぐらいの気持ちでいることが、仲直りには重要ですよ!
怒りの熱が冷める期間を作る
喧嘩の際の怒りの熱が上がっているうちには相手と冷静に話し合うことはできません。
いくら仲直りをしたいと思っていても、熱が冷めていないと話し合いは平行線で逆に悪化してしまうなんてこともあります。
必ず怒りの熱が冷めたのを確認してから仲直りの話し合いを進めましょう!
少し距離をおく
喧嘩した際に無理に関係を戻そうと距離を縮めようとしてしまいがちですが、一度距離をおいてお互いのことを考える期間を作ることも大事です。
ひとりで考える時間があることで相手のことも冷静に考えることができるので、相手の大切さを感じることができるでしょう。
とことん話し合う
ささいな喧嘩だとしても仲直りでおしまいにすることなく、今まで思っていたことや直して欲しいところなど話し合うことが大事です。
なかなか普段は言えないことまでしっかり話し合うことで、新たな気持ちで再出発することができるでしょう。
言葉ではっきりと気持ちを伝える
謝罪の気持ち、感謝の気持ち、愛する気持ちなどを、はっきりしっかりと相手に伝えましょう!
この部分があいまいになってしまうと、心からの仲直りができません。
直球で気持ちを伝えることが仲直りする時には、もっとも大事なことだと思います。
重ね重ねにはなりますが、仲直りの方法と仲直りのコツの両方を組み合わせて意味のあった夫婦喧嘩にすることと、喧嘩したことによってお互いの理解を深めて夫婦の絆がより一層深まるような仲直りをすることが大事です。
仲直りに最適なタイミングは?
仲直りの方法やコツはわかったけども、一体いつ切り出すのが良いのでしょうか?
仲直りは方法も重要ですが、タイミングも難しいですよね。
ですが、私個人としては仲直りのタイミングのポイントは1つだと思います。
「怒りが鎮火して感情的になっていないこと」
お互いに喧嘩の怒りが冷めてある程度落ち着いている状態になれば、仲直りのタイミングと見て良いと思います。
怒りに任せて行動をとることもなく、いつもの生活状態に戻ってきたと感じたのならば仲直りを切り出してみましょう!
夫婦喧嘩は長引かない方が良いと思う人がほとんどだと思いますので、普段通りの生活に戻ってきたということは仲直りの空気ができているものと思います。
あとは、仲直りのきっかけだけだと思いますので、自分から謝る気持ちで仲直りを切り出してみましょう!
まとめ
夫婦喧嘩の仲直りの方法やコツ、夫婦喧嘩が怒る原因はご理解いただけたでしょうか?
夫婦喧嘩の原因とは、
- お互いの違いに気付けた時に起こる
- お互いに尊重する気持ちが薄れていることに気付けた時に起こる
- コミュニケーションが少なくなったことに気づけた時に起こる
など夫婦生活を続けている上で新たに気付いたことや、変わってきてしまったことに気付いた時に夫婦喧嘩が起こります。
夫婦喧嘩の仲直りの方法としては、
- メールやLINEで伝える
- 直筆の手紙で伝える
- 共通の時間を作り話し合う
- いつも通りに相手のことを手伝う
- スキンシップをとる
- 相手を笑わせて雰囲気を一変
- 仲介してもらう
など、率直に仲直りの気持ちを伝えることや、仲直りには雰囲気作りも重要になります。
そして夫婦喧嘩の仲直りのコツは、
- 聞く耳をもつ姿勢
- 怒りの熱が冷める期間を作る
- 少し距離をおく
- とことん話し合う
- 言葉ではっきりしっかりと気持ちを伝える
など、仲直りには方法だけでなく、コツをしっかりおさえることでスムーズに仲直りができるでしょう!
仲直りの方法やコツをしっかりおさえて、「怒りが鎮火して感情的になっていないこと」という最適なタイミングで仲直りを切り出しましょう!
夫婦喧嘩は夫婦でいる以上は避けられないイベントだと思いますし、絆を深める上で必要なものだと思います。
決してネガティブなものではなく、今後の夫婦生活をより良い方向へと進ませるためのステップだと思いますので、意味のある夫婦喧嘩をして次に活かせるような仲直りをしましょう!
☆夫婦喧嘩による子どもの影響も要チェックです。