結婚式の招待状は、ゲストの出欠席の確認など、重要な役割を果たします。
その分、招待状を作成する上で、決めることや、相談することが盛り沢山となっており、時間が掛かることから、結婚式準備の中で、苦労する作業の1つでもあります。
そこで今回は、そのように大変な招待状の準備を、余裕でこなせるよう、準備の流れをご紹介したいと思います。
いつから招待状の準備をするべき?
招待状の準備は、挙式の「4カ月前」から始めるのが、一般的のようです。
しかし、招待状の準備方法は複数あり、式場の業者に依頼したり、手作りしたりなど、準備方法によって、開始時期を調整することが、おすすめです。
招待状の準備方法ごとの、おすすめ開始時期
・業者へ依頼する場合⇒4カ月前
・テンプレートなど手作りキットで手作りする場合⇒5カ月前
・1から完全に手作りする場合⇒6カ月前
以上のように、招待状を準備する方法によっては、数カ月程度の調整をすると安心です。
次章では、準備の最終段階である、招待状を出す時期について、ご紹介したいと思います。
いつまでに出すべき?
招待状の作成が、つつがなく進んでも、肝心の届ける時期を誤ってしまっては、台無しとなってしまいます。
一般的に招待状が届くタイミングは、遅くても「2カ月前」。
この時期には、ゲストの手元に招待状が届いているよう、準備スケジュールを組み立てる必要があります。これは、郵送でも手渡しでも同じです。
この日程を狙って届けることで、ゲストのスケジュールの都合がつきやすく、かつ、ゲストが出欠席の返信をする時間に、余裕が生まれるメリットがあるので、重視したいポイントです。
他にも、気を付けたいことはありますが、詳しくは次章の、招待状を送るまでのスケジュールにて、ご紹介したいと思います。
準備から招待状を送るまでの流れ
では、ここまでご紹介してきた内容を踏まえて、招待状の送るまでの流れを、逆算したスケジュール形式で、ご紹介したいと思います。
シチュエーション
結婚式を挙げる月:2020年11月
招待状の種類:手作り招待状
ゲストの人数:60人
結婚式5カ月前⇒招待状作りの前準備
結婚式5カ月前の、6月から以下の流れで準備をはじめます。
① ゲストの確定と事前報告。
② ゲストのリスト作成と、招待状の部数決定。
流れのポイント
ゲストの確定には時間が掛かるため、早期からとりかかることが、おすすめです。
招待したいゲストが確定したら、事前に式を挙げることを報告しつつ、出席の打診と宛名や住所など、招待状の発送の際に、必要な情報を集めます。
情報の収集後、住所や宛名を記載した、ゲストのリスト作成をします。
このリストは、招待状の部数決めにも、招待状の宛名書きにも重宝しますので、誤りがないよう注意することが大切です。
結婚式4カ月前⇒招待状作り開始
前準備が完了したら、7月から招待状作りの開始です。
① 招待状のデザイン・材料を決める。
② 招待状に同封する物・文面を決める。
流れのポイント
招待状を手作りする際、1から手作りタイプと、テンプレートタイプ(手作りキットも含む)が、主な選択肢となります。
1から手作りする場合は、6カ月前から準備を始めることが、おすすめです。
招待状の文面も、テンプレート形式の物が多く、WEB上で紹介されているため、忙しい方は迷わず利用することを、おすすめします。
当ブログでも、過去の記事にて、無料のテンプレートをご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
結婚式3~2カ月前⇒招待状発送or手渡し
8月中旬~9月上旬頃までに、いよいよ招待状を発送、もしくは手渡しをします。
① 招待状の発送
② 招待状の手渡し
流れのポイント
招待状は遅くても、結婚式の2カ月前までに、ゲストに届くよう心がけましょう。
招待状を発送する際は、慶事用切手を使用し、消印の日付が吉日になるよう、発送するのが一般的です。
しかし、手作り招待状の場合は、料金別納郵便にして、オリジナルで作成した切手を使用するなど、工夫される方もいらっしゃるようです。
招待状の手渡しは、主賓や仕事関係での上司などへ、行うのが好ましいとされています。
手渡しの場合は、基本的なことですが、吉日を気にするよりも、相手が忙しくないタイミングで渡すことを、優先することが大事です。
他にも、手渡しするときは、住所の記載や封緘は不要なので、注意してくださいね。
まとめ
最後に、結婚式の招待状の準備について、簡単にまとめてみました。
・招待状の準備は、4カ月前~5カ月前から始めると、余裕を持てる。
・遅くても2カ月前には、招待状がゲストに届くようにする。
・招待状準備は、逆算したスケジュールで考えるのが、おすすめ。
結婚式の準備は、招待状だけではなく、他にもさまざまな準備と並行して行うことになります。
そのため、今回ご紹介したスケジュールは、4、5カ月前からでしたが、実際は半年前から準備を始める方もいらっしゃるようです。
時間が余るのではと思うくらいのスケジュールを組み立てて、余裕で準備を進めることを目指してみてはいかがでしょうか。