彼氏といよいよ同棲の話が決まった時は、好きな人と同じ空間にいられる幸せ、同じ家に帰れる幸せなど、嬉しいことが満載でこれからの生活がワクワクしてきますよね♪
でも、そんな浮き足立つ気持ちが抑えられてしまう問題が…それは「同棲費用」です。
一人暮らしとも、家族で暮らしている時とも違う新しい生活ではかかってくる費用も変わってきます。
同棲を始めた後に金銭トラブルなどは絶対に起こしたくないですよね…!
そこで同棲を始める前にきちんと、生活費などの費用をシミュレーションしてみましょう!
今回は同棲時の家賃や生活費などの相場などを紹介していきたいと思います!
同棲する際の費用の相場!
まず、同棲を始めるのであれば初期費用が必ずかかります。
この初期費用を、大きく3つに分類してみました。
- 部屋の契約費
- 引っ越し費用
- 家具、家電費
それぞれの相場を紹介していきます!
部屋の契約費
この3つの中でも一番お金がかかるのが部屋の契約費です。
引っ越しを経験されたことがある方はお分かりかとは思いますが、賃貸契約をする際には様々な費用が発生する可能性があります。
代表的なのは、敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料・鍵交換費用などです。
その費用を合計すると、家賃の4~6か月分かかることも…
同棲する際に人気の間取りとして1LDKや2DKがあがります。
その間取りを例に都内で借りた時の平均額を調べてみると、1LDKは約8万円・2DKは約10万円のようです。
そして金額を単純に4か月分の家賃で計算すると…
1LDK: 32万円
2DK: 40万円
部屋の契約費を考えただけでも、まずこのくらいの金額を準備した方が安心かもしれません。
引っ越し費用
次に、引っ越し費用です。
引っ越し費用としては通常期と繁忙期や、移動距離によって金額に変化があるため、ここでは移動距離を50km未満とし、通常期と繁忙期に分けて金額を出してみました。
- 通常期(5月~1月):3万円~5万円
- 繁忙期(2月~4月):5万円~8万円
上記の金額の差を見れば、通常期に引っ越しをする方が引っ越し費用を抑えることができると分かりますね!
引越し業者や引っ越し時期に強いこだわりがない限りは、安く引っ越せる条件をきちんと確認することがおすすめです!
家具・家電費
最後に、家具・家電費です。
賃貸初期契約費用や引っ越し費用に比べると、家具や家電のコストは一人暮らしの際などに使っていたものを持ち寄ることも可能なので、比較的コストを抑えやすい傾向にあります。
しかし、新しい生活を始める際に1から揃えたいと言う方もいらっしゃるかと思いますので、生活必需品の平均額をピックアップして一覧にしてみました!
- 冷蔵庫:3万円から10万円
- 炊飯器:1万円から3万円
- 洗濯機:4万円から7万円
- 掃除機:0.8万円から5万円
- 電子レンジ:0.6万円から2万円
- テレビ:3万円から8万円
- エアコン:8万円から10万円
- ベッド:3万円から5万円
- 収納家具:1万円から5万円
- テーブル・イス:1万円から2万円
- カーテン・ブラインド:0.4万円から1万円
以上の金額を合計すると、25万8000円~ 53万円となります。
1から家具を揃えることはあまりないパターンかと思いますが、今ピックアップした以外にも食器や調理器具・収納用品など、細々とした必需品をあげればきりがありませんので、準備費用は多いに越したことはないかと思います。
合計
さてこれで、3つに分けた初期費用を合計すると、
60万8000円~98万円となりました!
今回の計算はあくまでも平均値で計算しており、中間値で計算はしていないため、中間値で調べた場合の相場価格はもう少し下がる可能性はあります。
しかし、今後の生活などを考えると準備費用を多めに取っておいて損することはありませんね!
お金(生活費)はどれくらいあれば安心?
次に、同棲時の生活費用の相場を確認してみましょう!
まずは、生活費用の中の3大費用の平均額を、簡単にまとめてみましたのでご覧ください。
- 家賃:8万円~10万円
- 光熱費:1.5万円~2万円
- 食費: 3万円~4万円
家賃は10万円以下を考えて部屋を探し、間取りとしては1LDKか2DKを選択する方が多いようです。
光熱費は季節により変わりますが、多くても2万円で抑えられるようやり繰りしているようですね!
食費については自炊をメインにしていらっしゃる方たちは3万円で、外食などが多いと4万円が平均となっています。
次に、3大費用以外の生活費の平均額を同じようにまとめてみました!
- 交際費:2万円~3万円
- 日用品費:0.2万円~0.5万円
- 通信費:1.5万円~2万円
- 医療費:0.2万円~0.5万円
- 雑費:0.5万円~1万円
交際費については、多いと4万円まで上がる方たちもいらっしゃるようです。
年末年始などイベント事が増える時期だと、交際費はやはり増える傾向にありますね。
トイレットペーパーや洗剤などの消耗品は日用品費として計上してみました。
2000円で済んでいる方たちはかなり節約を心がけている方で、大概は5000円かかるのが相場のようです。
通信費はスマホのみを使うか、固定電話も設置するかにより変わってきます。
インターネットの費用もこちらに含まれることになります。
医療費につきましては同棲を開始する年齢が若いため、あまりコストはかからないようです。
簡単に生活費の内訳平均額を紹介しましたが、ここで紹介した費用はあくまでも代表的な分類のみをピックアップして紹介しているため、実際の生活費はこの内訳に5万円くらいプラスして、考えて頂いた方が無難かと思います。
ですので、同棲の生活費相場としての合計は約20万円となります!
生活に余裕を持たせる場合は、30万円あれば十分かとは思います。
ですが、同棲中の貯金などを考えると20万円台で抑えておいた方が、将来的も安心ですね!
生活費や家賃は折半するべき?
一緒に生活を開始する際に迷うのが、生活費や家賃を折半にするかどうかです。
これから共に生活する人と、金銭トラブルは起こしたくないので非常に迷いますよね。
そこで、まず折半にする場合のメリットとデメリットを紹介いたします!
折半するメリット
- 負担額が同じのため対等な立場でいられる
負担額に差が出てくると生活費を少なく出資している方が、家事を多く負担することになるパターンが多いですよね。
しかし生活費を折半することで、家事を分担制にしやすくなります!
- 生活費以外のお金は自分で好きなように使える
お互いに趣味がある場合などは、あまり自分のお金の使い道に干渉されたくない人もいます。
そこで生活費を折半することで、生活費以外のお金は自分で好きなように使えることにより、金銭面に関するストレスが軽減される場合もあります!
折半するデメリット
- 収入の少ない方に負担がかかる
完全に折半となる場合はやはり収入が少ない方に負担がかかることになります。
自分の手元に残る金額が少ない分、自由度が減るということになるので、同棲前の生活よりも不自由に感じて不満が出る場合があります。
- 分担している家事をどちらかが怠けていると揉めやすい
生活費を折半している場合、家事の分担をしやすいのがメリットなのではあるのですが、その分担している家事をどちらかが怠けた場合、喧嘩に発展する場合があります。
折半に向いているカップルとは?
以上のメリット・デメリットから生活費を折半して同棲する場合は、対等な立場を求め、お互いにある程度家事ができ、収入源にあまり差がないカップルに向いています!
その点を考えると、同棲をする際に必ず折半にしなければいけないかと言うとそうではないようです。
お互いの収入面や出来る事を考えて、自分達に合う生活費の出し方を模索することが大事です。
貯金が無い場合は同棲しない方が良い?
金額は人それぞれになると思いますが、今まで紹介してきた通り、同棲を始めるには多額のお金が必要となります。
その点を踏まえると、貯金が無いときに同棲を開始するのはあまりおすすめできません。
初期費用や生活費以外にも、パートナーが病気などで収入が突然減るなどの、急な出来事があるかもしれません。
その時、貯金がなければ不安な日々を共に過ごすことになってしまいます。
今とこれからの安心のためにも、お互いに貯金をしてから同棲を始めてみても遅くないのではと思います!
お互いに金額を決めて同棲費用を貯めるのも、同棲を始めてからの貯金の練習にもなりますので、ぜひ挑戦してみましょう!
まとめ
最後に、同棲する際の家賃や費用はどうした方が良いのかを簡単にまとめてみました!
- 同棲を始める際の初期費用は、平均で60万8000円~98万円
- 同棲時の月々の生活費は、20万円
- 同棲時の費用は必ずしも、折半する必要はない
- 同棲を始める前には、パートナーと一緒に同棲費を一緒に貯金してみよう
好きな相手と同棲するのは楽しいことが沢山ありますが、しかしその分トラブルに発展した場合、解決するのが難しい場合もあります。
特に金銭は揉め事になりやすい原因の一つのため、同棲を開始する前にはお互いにちゃんと話し合うことがトラブルを回避する1つの手段となります!
楽しい生活を実現させるために、まずは一緒に今後の生活について話し合ってみてくださいね♪
☆そもそも同棲自体にメリットやデメリットはあるのでしょうか?