とある民間企業の調査で、「自分が彼氏に依存していると思ったことがありますか?」というアンケートが行われました。
その結果は、約4割もの方が「依存していると思ったことがある」というものでした。
約4割もの方が依存していると思ったことがあるという結果は、意外にも多い人数なのではないかと思います。
「重すぎる女は嫌われるのではないか」
「彼氏が浮気していないか心配で勉強や仕事に集中できない」
「とにかく彼氏がいないと安心できない」
などなど…それだけ、彼氏への依存に関する悩みも多いのではないでしょうか?
そこで今回は彼氏に依存してしまう心理や原因、そして治す方法があるかなどについて紹介していきたいと思います!
彼氏に依存をしてしまうそもそもの原因とは?
彼氏に依存してしまう原因としては色々と考えられますが、ここではその中でも代表的な原因を挙げていきたいと思います。
寂しくて不安で仕方がない
いつもの時間に連絡が来ない…
会う回数が減ってきている
なんで連絡をくれないのだろう?
どうして会ってくれないのだろう?
気付けば驚くような数のメッセージを彼氏に送っていたなどは、寂しさと不安が原因ではないでしょうか?
寂しさと不安で頭の中が常に彼氏でいっぱいになってしまっているのは、依存の1つと考えられています。
自分に自信がない
自分を過小評価し、ネガティブに陥る癖がついている方も彼氏へ依存しやすい傾向があります。
自分自身を大事にすることよりも自分を認めてくれる彼氏を第一優先とし、頼り頼られる関係に自分の価値を見出すことで、どんどん依存へのめり込んでいく事もあるようです。
失う恐怖を感じやすい
八方美人で常に周囲の評価を気にする方は嫌われて失ってしまう恐怖を感じやすく、その恐怖が恋愛にも影響を及ぼし、彼氏に依存してしまう可能性があります。
彼氏へのプレゼントなどに高価な物を買うことに躊躇いが無いなど、彼氏にとって良い子になりやすいなどの問題点があります。
☆どういう人が依存をするのか?
これらの依存してしまう原因が発生するのは、幼少期の家庭環境に影響されているという説もあります。
何かしらの問題を抱えた家庭環境のもとで育ち、それにより様々な苦しみを抱える事になった方たちは、自分自身や他人を健全な方法で愛し愛されるという経験をすることが出来ないまま成長していく場合が多いと言われています。
それによりネガティブな思考に陥り易かったり、自分に自信が持てなかったりといった様々な特徴が現れます。
その特徴が彼氏との関係に影響を及ぼし、結果的に依存するという形となってしまっているのかもしれません。
※あくまで家庭環境が影響しているかもしれないという『説』です。
必ずしも家庭環境に問題が合ったからといって彼氏に依存をするというわけではありません。
依存状態に陥ってしまう心理
彼氏に依存状態に陥ってしまう心理として、2つのタイプが挙げられます。
それが「共依存症」と「回避依存症」です。
ここでは、女性が陥りやすいと言われている「共依存症」をピックアップしました。
まずは、恋愛においての共依存症についてWikipediaから一部抜粋して紹介いたします。
共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平安を保とうとする。
この症状は、先ほどの章「彼氏に依存をしてしまうそもそもの原因とは?」での原因の根源なのではないでしょうか?
自分に自信が無いために「相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し」、寂しくて不安で仕方がなく、失う恐怖を感じるために「相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平安を保とうとする」…
以上の事から、依存状態に陥ってしまう心理はそもそもの原因と密接な関係があるようです。
貴方が何故彼氏に依存してしまうのか悩んでいるのであれば、原因と心理を繋ぎ合わせて考えることで、悩みの根源が分かるかもしれません。
彼氏への依存癖を治す方法はある?
これまで、原因と心理を紹介してきました。
今までの内容をお読みになって頂けた方は、自分が依存しているのかそうでないのかがなんとなくでも分かってきた方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ここからは依存癖を治す方法について紹介していきたいと思います!
まず、彼氏への依存癖を治す方法はあります。
しかも手段としては依存の仕方により、いくつかパターンがあるようです。
ですが、複数の依存パターンにおいて共通する依存癖を治す方法があります。
それは、「自分自身を愛する」と言うことです。
人によっては「ナルシストだ!」とか「そんなの無理!」と感じる方が多そうですね。
しかし、この自分自身を愛するということは、彼氏への依存を無くしていく効果的な方法なのです。
今までの心理の中では彼氏へ依存することにより、自己の存在価値を求め、自分の望む行動を取らせ、自身の心の平安を保とうとしていました・
しかし、自分自身を愛することが出来れば、自己の存在価値を認め、自分の望む行動を実行し、自身の心の平安を保つことに努めようとすることが出来るのではないでしょうか?
…とはいえ、いきなり自分を愛するのは難しいと思うので、まずは自分を褒めることから始めてみましょう!
どんなに些細な事でOKですよ!
「遅刻せずに出勤できた」「頑張ってお弁当を作った」など、日常の出来事から自分を褒めてみましょう!
それが、自分自身を愛する第一歩になるかもしれません。
やってはいけないこと
彼氏への依存症から抜け出す間は色々と自分の思うように物事が進まずに、煩わしく思うことが多くなるかと思います。
その時に陥りやすい、彼氏への対応の注意点を紹介いたします。
常に彼氏の優しさを期待する
確かに依存から脱出するために頑張っているかもしれませんが、その頑張りを彼氏が必ず報いてくれるとは限らないということを忘れずにしましょう。
まず褒めて認めるのは、自分自身でなければなりません。
八つ当たりする
上手くいかなく、不安に思ったりイライラしたりすることがあるかもしれません。
その時に、彼氏へ八つ当たりをしてしまうのは良くありません。
上手くいかないのは頑張っている証拠。
イライラしている気持ちを、自身の心の平安を保つ力へと変換する練習にしてしまいましょう!
彼氏の面倒を見ようとする
まず、彼氏の面倒をみるのは、彼女の仕事ではありません。
常日頃から面倒をみることに費やすのではなく、彼氏が本当に困ったときに自分自身の意見で支えられるよう、普段は自分の経験値を増やすことに費やしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
最後に、彼氏に依存してしまう心理や原因、対策について簡単にまとめてみました!
- 依存する原因を知るのであれば自分の心理と向き合う
- 自分自身を愛するという視点へ切り替える
- 彼氏ありきで日常を過ごさない
依存から抜け出すということは、とても難しく努力が必要なことです。
しかし、その苦労は彼氏との良きパートナーとしての未来で報われる苦労となるはずです!
1人で頑張る必要はありません。
彼氏以外にも頼れる人は、存在します!
それは友人であったり、カウンセラーの先生だったりと、人それぞれであるとは思います。
その人それぞれを探すために、まずは自分自身を認める力で一歩進んでみてはいかがでしょうか?