あなたは「ホラアナライオン」という動物をご存知ですか?
「ライオン」だけなら聞いたことがあるどころか、動物園で実際見たことがある方も多いかと思います。
このホラアナライオンですが、実は1万年前に絶滅した動物なんです。
そこまではともかく、なんと最近氷漬けになった赤ちゃんのホラアナライオンが発見されたというのです!
1万年もの間氷漬けだったなんて、なんだか信じられませんよね。
今回はそんな気になるホラアナライオンの生体や画像などを紹介していきたいと思います!
ホラアナライオンとは?
簡単な情報はちらっと冒頭でもお話しましたが、もっと詳しくホラアナライオンについて紹介していきましょう!
ホラアナライオンまたはドウクツライオン(学名 Panthera leo spelaea)は、既に絶滅したネコ科の大型肉食動物。更新世に生息していた。
「更新世に生息」と聞いてもイマイチピンとこないと思います。
更新世とは、約258万年前から約1万年前までの期間を指すようです。あまりにも昔過ぎて全く想像もつきませんが…笑
しかしこの更新世、ヒトの祖先も存在していたんだと言うから驚きです。
ヒト属が進化(原人ほか)。現生人類(ホモ・サピエンス種)も中期に出現。更新世の間にヒト亜族の大半が絶滅。最終的に現生人類のみが生き残った。
もしかしたら、このヒトの祖先もホラアナライオンと戦ったりしていたのかも?
体長はどのくらい?
で、このホラアナライオンですが、体長は2.1m近くあるんだとか!
今のライオンよりも大きいのです。
ホラアナライオンは。現生ライオンの巨大化バーションだと言われています。体重は平均300kgを超え、体長は2.1mになります。この大きさは、現存する最大のネコ科動物であるアムールトラに匹敵します。
しかし、上記にもある通り似たような体長の動物でアムールトラが存在するんですよね…
この動画に出てくるのがアムールトラです。
大体ホラアナライオンもこのくらいだと考えるとかなり怖いですね…
ホラアナライオンはどんな見た目?(画像)
ホラアナライオンは約1万年前に絶滅した動物。
流石に現物の写真などはありませんが、骨などから予想した想像図があります!
あれ?ライオンと言えばあのフサフサな「たてがみ」が特徴的なのに…?
そうなんです。このホラアナライオンは「たてがみは無かった」と言われているのです。
※クロマニヨン人などの壁画にもたてがみの無いものが描かれていたそうです。
「たてがみの無い少し大きなライオン」と言えば大体のビジュアルは分かりやすいかもしれませんね!
ホラアナライオンのクローン計画とは…?
さて、今回紹介したホラアナライオンですがなぜ今になって話題になったかというと、これも冒頭でお話した通り「氷漬けになったホラアナライオンの赤ちゃんが完全体で発見されたから」なんですね。
実は2015年にもホラアナライオンの赤ちゃんが氷漬けで発見されているのですが、そちらは完全体ではなく、身体の一部のみでした。
そこでもう一つ話題になっているのが「ホラアナライオンのクローン計画」です。
この話題自体、2015年に一部が見つかった時にされているのですが、今回完全体で発見されたということで、さらに注目されると予想します!
大昔に絶滅した動物が現代でよみがえるなんて、ちょっとロマンがありますよね…
とは言え、現段階でクローン化する!と決まったわけではないのですが笑
もしされるとしたら、ぜひとも本物のホラアナライオンを見てみたいですよね!
まとめ
- ホラアナライオンが氷漬けになった状態(完全体)で発見された
- ホラアナライオンとは1万年前に絶滅した動物
- ホラアナライオンは体長は約2.1mで、現代で言うアムールトラと同じくらい
- ビジュアルは「たてがみの無い少し大きなライオン」と言った感じ
- 今回完全体で見つかったことにより、更に研究がはかどる
それにしても1万年前の動物が氷漬けで発見されるのは凄い…
今後の研究が大きくはかどるきっかけになることでしょう!