地球史にて「千葉時代」なるものが誕生することになりました。
「教科書にでも載るの?」…というのが、地理や歴史に詳しくない筆者の率直な感想です笑
Yahoo!ニュースでもトップに取り上げられており、「日本の快挙!」「これは凄いことだ!」と早速話題にもなっていますが、チバニアンとは一体何なのでしょうか?
ということで、今回はチバニアン(千葉時代)の意味や何が凄いのか、そしてチバニアンの場所や行き方などを紹介していきたいと思います!
チバニアン(千葉時代)とはどういう意味?
冒頭にも書いた通り、「そもそもチバニアン(千葉時代)って何!」というのが筆者の感想でした。
おそらく筆者以外にもそう疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。
ということで、まずはチバニアン(千葉時代)とは何なのか、というところから見ていきましょう!
地球の歴史で約77万~12万6千年前の年代が「チバニアン」(千葉時代)と命名される見通しになったことが13日、関係者への取材で分かった。
「歴史」に関することだというのは分かりますね。
ですがこれだけでは何のことなのかよく分からないので、もう少し調べていきます。
地球のN極とS極が入れ替わった痕跡を残す千葉県市原市の地層について、国際組織「国際地質科学連合」が約77万~12万6000年前の時代を代表する基準地に内定したことが13日、分かった。
んん?地層??
どうやら「チバニアン」とは、何十万年も前の地層を象徴したものらしい…
引用元の記事名を見ても分かる通り、「地質時代名」として「チバニアン(千葉時代)」が誕生したということですね。
※現段階(11月13日)では「命名される見通し」状態ですので、まだ本決定したというわけではありません。
さらに、このチバニアンという名前が正式に決定されると、地質時代名に初めて日本の名前が付くことになるのです。
ちなみに、チバニアンは地質時代の中ではこんな位置づけになります。
チバニアンの元となった場所はどこ?
チバニアンが一体何を指すのか、ということは分かりましたね!
続いて、チバニアンの名前の元ですが、これは想像からも分かる通り「千葉県」が由来となっております。
千葉県市原市田淵の養老川沿いにある「千葉セクション」と呼ばれている地層が「チバニアン」の由来です。
場所としてはこのあたりになります。
上記の地図の赤枠内に川があることが分かりますね!ここが養老川です。
この養老川沿いにある地層が今回の「チバニアン」の特徴的な場所になります。
チバニアンは見学できる?
日本の快挙とも言われる「チバニアン」の誕生ですが、そんな元となった場所に行ってみたい!と思う方も少なくないはず。
これはあくまでも筆者の予想ですが、決定段階でかなりの人が見学に訪れるのではないでしょうか。
一般の方だけでなく、多くの報道陣や専門家の方たちも集まりそうですね!
見学するなら今のうち、あるいは一通り落ち着いた頃合いが良いかもしれませんね…
本題の見学ですが、昨年の春頃に見学に行った!という方のブログを見つけました。
【チバニアンの場所を紹介】今話題のチバニアンまで行ってきたよ! | PisCam
見学の際の注意事項から道中の写真まで、とても分かりやすく紹介されていますね!
かなり入り組んだ道や、草木の生い茂る道を通ることになりそうです(今後開拓されるかもしれませんが…)
なので注意事項にもある通り、格好や怪我には細心の注意を払いましょう!
まとめ
- 地質時代名に「チバニアン(千葉時代)」が誕生
- 地質時代名に日本の名前がつくのは初めて(スゴイ!)
- 場所は千葉県市原市の養老川沿い
- 見学は可能なようだが、今後多くの人が訪れると予想
冒頭文に書いた「教科書にでも載るの?」という筆者の感想はある意味正解でした笑
今後大きな話題となる可能性がありますので、ぜひ頭に入れておいて損はないかもしれませんね!